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March 29, 2004
多摩川お花見ラン - 根川緑道

噎せ返るような、花の密度です。
写真は、27日の根川です。
残念ながら、まだ満開ではなかったので、以前ご紹介した満開時の野川と比べるとまだ花は疎らですが、それでもこの写真の位置から見ると、溢れるような櫻と川面しか見えません。
今日あたり、ここも満開だったでしょうか?

根川は、立川市にある多摩川の支流です。
狭山を水源とする残堀川が多摩川に流れ込むあたりを根川といい、全線が緑道公園になっています。

ここも絶好のお花見スポットです。
子供たちが水遊びをしていました。
溺れないようにね、酔っぱらいのおじさんたちも。。。
March 28, 2004
桜坂@<櫻.BLOG>
多摩川お花見ラン - 多摩サイ狛江
March 27, 2004
多摩川お花見ラン - 川崎・二ヶ領用水

緑が丘霊園を下って南武線久地駅の商店街を抜け、東名高速を潜ると二ヶ領用水緑道が始まる。
ここから登戸まで、桜並木が続く。
上の写真は、宿河原駅商店街あたりの、用水の桜です。
右手が駅の自転車置き場になっていて、ごみごみした場所ですが、川の水は流れ、桜が咲いています。

久地駅と宿河原駅の間には緑化センターという名の水と緑をテーマにした公園があって、格好のお弁当&休憩スポットになっています。
二ヶ領用水緑道は水辺を歩けるよう、ウッドデッキや飛び石などが配置され、歩くごとにデザインも変わるので飽きさせません。夏は子供たちの格好の水遊び場になるのではないでしょうか。

途中で南武線の線路を潜ります。
体をかがめないと、頭がぶつかってしまいます。
ちょっとした、探検気分です。
もう少し歩くと、あっという間に登戸の多摩川土手です。
多摩川お花見ラン - 川崎・緑が丘霊園

さぁ~~、お花見です!
ご覧ください、写真の路上でブルーシートを敷いて座っている人たち。
ホームレスではありません。お花見です!!
朝から快晴の東京は、絶好のお花見日和になりました。
私もさっそく、多摩川・お花見ランに出かけました。
最初に訪れたのは、二子玉川から二子橋を渡った対岸の山、津田山・緑が丘霊園です。
ここの霊園は山の上にあるため、様々な斜度の坂があって自転車のトレーニングにいいのですが、霊園内に植えられた染井吉野の並木が立派に生長していて、山全体がピンクに染まるような花見の隠れた名所にもなっています。

ただし、ここはやはり霊園なので、花見客にも節度(?)があります。
お花見はお彼岸のお参りも兼ねた家族や親戚一同のものが多く、園内の至る所が桜並木になっているため、自分たちのお墓の前にシートを敷いてお花見をしている人たちもいました。
私は、これはいいなぁと思いました。
家族や親戚が、毎年ご先祖様の前でお花見をするのです。
子供たちが大きくなっても続けるでしょう。
ご先祖も、おじいちゃん、おばあちゃんも、両親も、自分たちも、子供たちも、子孫も、毎年ここでお花見をしてくれるのです。楽しいお花見が、代々受け継がれていくのです。
ここの霊園、いいなぁと、素直に思いました。

川崎のこのあたりの丘陵地帯はかなりの高台で、東京都心の夜景を眺める夜景スポットでもあります。
東名高速を神奈川側から来て東京料金所を過ぎてすぐの右の丘が、ここです。
東名高速から見る夜景も、きれいですよね。
March 26, 2004
呑川の桜
お花見カモ
多摩湖をめぐる冒険
花曇りと言うには寒すぎる天気(おまけに雨!)の続く関東地方ですが、ふにゅさんのエントリーを拝見して、写真倉から昨年4月の多摩湖自転車道を引っ張り出してきました。
この日は初夏のような素晴らしい気候で、半袖で快適なサイクリングが楽しめました。
多摩湖自転車道は、いわゆる水道道路の一つです。
水道道路は、水道管の上に造られた道路です。地下の浅いところに上水道用の水道管が埋められており、通水をよくするため基本的には直線になっています。
A地点からB地点に移動するための最も合理的なデザインは、平地では直線です。そのため、水道道路は道路としてもとても魅力的なものです。
ただし、これはあくまで水道のための施設であり、地表の道路は副次的なものに過ぎません。そのため、たいていの水道道路は、重量級の車両が通過して水道管を破損させることの無いよう、大型車の進入を制限する車止めの柵などが設けられています。
道路事情の悪い東京では、直線の水道道路は格好の抜け道であり、多くの車両が流入してしまいます。
多摩川の砧浄水場から桜上水(美しい名前!)を抜けて高円寺まで続く荒玉水道通りは、「経堂ラビリンス」と呼ばれるタクシー運転手でも進入をいやがる袋小路裏道迷路蟻地獄地帯をスパッと一直線に横切っているため、格好の抜け道としていつも車が渋滞しています。
そのため、自転車で進入しようという気になりません。
多摩湖自転車道は、この水道道路を歩行者、自転車専用にした、うらやましい例です。
このおかげで、武蔵野市の境浄水場から、西武ライオンズ球場のある多摩湖まで、車を気にすることなく一直線に行かれてしまうのです。
しかも、周辺は武蔵野の緑が残る素晴らしい住宅地です。自然たっぷりの公園もコース沿線に数多くあり、4,5月のよく晴れた週末にここを走るだけで、素晴らしい休日が過ごせると思います。
多摩湖まではほぼ平坦で、多摩湖に上がる坂だけ軽いギアでがんばるか、降りて自転車を押してしまえば、体力を気にすることもありません。
多摩湖の堤防は見晴らしが良く(桜の名所でもあるようですね!)、家族で、カップルでお弁当を広げられるスペースも充分にあります。
元気だったら多摩湖一周のよく整備されたサイクリングコースに挑戦しましょう。
西武園の遊園地で遊ぶのも悪くないかもしれません。隣接するホテルには、確か日帰り温泉があったような、無かったような。
都内からでも、新宿、玉川上水経由でアクセスできるので、多摩湖日帰りサイクリングはとても現実的なコースです。
多摩湖と聞くと、日頃都内を車でノロノロ走っているときの距離感、時間感覚からするととても遠く感じますが、自転車で走ってみると、意外と近くて驚きます。
それに、自分の力だけで来たという充実感は、何物にも代えられない思い出になりますよ。
March 24, 2004
満開になる前に散る桜
March 23, 2004
あなたは「コルネ」、それとも「コロネ」?
チョココルネ、またの名をチョココロネ、その違いは?
はこさんや百式 seedさんが「コルネ」と呼んでいるのを知り、今まで(たぶん)無意識にコロネと呼んでいた私は、このパンに二つの呼び方が存在していたことを、今初めて知ったのでした。
ヤマザキ「パンの街かど」|パンのミニ百科によると、
名前は「円錐形の紙袋」や「ソフトクリームのコーンの部分」を意味する"cornet"(コルネット)に由来し、コルネとも呼ばれます。コロネ型のパンをつくるときに用いる金型は、まさにソフトクリームのコーンの形にそっくりな円錐形です。
楽器のコルネットも、同じこの円錐形が語源だそうです。
まさか、ソフトクリームのコーンは「とうもろこし」の粉でできているから、なんて思っていた方(私?)、いませんよね。
こう聞くと断然「コルネ」が正しい(?)と思うのですが、Googleで検索すると、「チョココルネ」が659件のヒットであるのに対し
、「チョココロネ」は975件のヒットとなり逆転します。
この違いは、いったい何なのでしょう?
March 22, 2004
チョココロネは、どこから食べますか?
”ひよ子”のお菓子はどこから食べますか?
夜自転車に乗ること
駒沢公園は東京オリンピックの会場として作られた公園で、今でも陸上競技場や各種体育館、グランドが残され、活用されています。
メーンの陸上競技場1階にはスポーツクラブがあり、低料金で利用できるので、人気です。
園内には周回コースがあり、ジョギング用と自転車用に分けられているので走りやすいのですが、昼間はコース上を歩いたり、ローラーブレードしたり、ベビーカー押したり、逆送したり、補助輪子供自転車だったり、これからの季節は花見でカラオケだったりするので、レーシングウエアにヘルメットかぶったロードレーサーなおじさんは夜走ることになります。
ここのコースは完全なフラットではなく、半分が緩やかな登り、半分が下りです。それに、あくまで子供用のサイクリング・コースなので、レーシングウエアにヘルメットかぶったロードレーサーなおじさんがしゃかりきにペダルを漕いで走ることを想定していないレイアウトになっています。
特に、途中でジョギング・コースとクロスする箇所があるので、注意しましょう。夜はランナーも本気でトレーニング中ですので、邪魔をしないように。
ただ昼間と違ってランナーだけを気にして走っていればいいので、集中できます。特に最下点からの緩やかな登りでは、適度な負荷をかけながら高速でペダルを踏み込んで走れるので、気持ちがいいです。
逆に下りセクションは狭いコースや急なコーナーがあったりで、リズムよく走ることができません。一定のケイデンスを保って長距離走るには、不向きかもしれません。
私は、都合が悪くて昼間多摩川を走れなかったような夜に、ここへ来ます。夜の多摩川は、あまりにも暗く、自転車につける小型のライトでは十分路面状況が確認できないので、怖くて走れません。
夜には夜の魅力があり、自転車で走っていても楽しい瞬間があります。特にこれからの季節は、夜も自転車にとって魅力的な時間帯です。
人や車のいなくなった夜の路地を自転車で流すと、少し遠回りしてみようかな、という気分になるかもしれません。
March 19, 2004
都心の桜は三分咲き@<桜.BLOG>
お花見の起源
諸説あるようですが...
ご覧になったかとも多いかと思いますが、MSNのお花見特集"なぜ人は、桜の下で酒を飲むのか"によると、
"もともと花見とは花を見るためのものではなく、神様への感謝や、収穫を奉納するための儀式でした。その神様は最も古くから人々に信じられていたといわれる「サ神(サガミ)」という神様で、この「サ神」は山や田をつかさどる神様とされています。"
このあと、「酒」や「肴」についてのコメントもあり、参考になりました。
(MSNなので、トラバれないのが残念です。)
MSNの記事とは別ですが、東京に桜が多いのは、第二次世界大戦の空襲で焼け野原になってしまい、戦後になって成長の早いソメイヨシノをあちこちに植えたからだそうです。それで、川岸や学校、公園のような公的な場所に桜が多いのかなぁと思います。
ソメイヨシノは明治維新の頃、東京の豊島区染井村で品種改良により生まれた新種で、30-50年で成木となり見頃を迎えるそうです。
ということで、戦後一斉に植えられたソメイヨシノは、今がまさに花盛りと言うことですね。
でも、現在の花見は、いったい何の神に感謝を捧げているのでしょう...?
March 18, 2004
多摩サイ野良猫軍団
毎週末多摩川サイクリングロードを走っていますが、折り返し点の国立市某所で簡単な昼食(アミノバイタル10秒チャージ)をとっていると、どこからともなく猫たちが現れて、「あー、そのゴハン、わけてくれた方がいいんじゃないかな?」、「んー、もう少し口に合うものはないのだろうか?」、「それは、きみぃ、腹にたまらんぞ!」、「あぁー、君、あの、ソノだなぁ、噛むと言うことも大事なのであってなぁ」、「こ、この次来るときは、そこんとこ、一つ、何だなぁ。。。」みたいな交流があり、ついつい携帯で写真とると、なんか並んでるんだけど視線が合ってなかったりして、微妙なわけで。。。
March 16, 2004
もうすぐですね! @<桜.BLOG>
March 15, 2004
多摩サイ狛江スロープ 来週開通か!?
多摩サイ愛好者悲願の”狛江スロープ”が、いよいよ来週末にも開通の気配です。
これで、自転車を土手に担ぎ上げる必要が無くなりそうです。
このスロープは、国土交通省が調布市-狛江市境の調布側土手に突如建設を開始したもので、調布市側の高品質舗装多摩サイを走行してきた自転車(そしてたぶん国交省の狙い(?)は車椅子)が、あの”狛江ダート”の手前で土手下のカラータイル貼り(!)歩道に降りられるようにするものです。
国交省が: : d e n t a m a. n e t : :の記事を見て工事を開始したとは思えませんが、ともあれダート走行が苦手なロードレーサーやベビーカー、車椅子にとっては、朗報です。
あとは、多摩水道橋川崎側の路肩整備が実現するのを、神に祈るだけです。
(でも、土手上の舗装は市がやって、スロープを国が造るのは、何でだろう? 土手下のカラータイルの歩道は、誰が作ったんだろう?)
March 14, 2004
今日の多摩サイは南風
野川サイクリングロード
March 13, 2004
桜のトンネル
普段は気にもとめない場所
呑川緑道です。
川はありません、暗渠になっています。
普段通り過ぎてしまう場所に、このような緑道や川はありませんか?
それがどこまで続いているんだろうと、思ったことはありませんか?
呑川緑道は、世田谷区桜新町から、目黒区緑が丘まで続いています。距離にして、5km以上はあります。その区間がすべて、染井吉野の並木なのです。
都内にはこのような緑道がたくさんあります。
昭和のある時期、川を暗渠にしてしまう代わりに、桜を植えたのでしょうか。今ではどこも立派な大木に育っています。
桜の名所はたくさんありますが、遠くまで出かけなくても、私たちが普段通り過ぎてしまう場所に、意外とすてきな場所があるものです。
東京自転車生活 は、そのような場所を自分なりに記録するために始めました。
桜が満開になった平日の夜、仕事帰りに、私は少し遠回りして都立大学の駅で降ります。
駅前の酒屋で缶ビールを買って、駅の自転車置き場になっている呑川緑道を、桜新町まで歩きます。
ほとんど人はいません。
でも両側は住宅地で、人が暮らす団欒の温かい光や、生活の匂いがあります。
このすばらしい夜桜の散歩を、私は毎年静かに楽しんでいます。
お花見の穴場?@<桜.BLOG>
March 8, 2004
RECOMMENDED LINKS
: : d e n t a m a. n e t : :がRECOMMENDED LINKSにポスト(投稿)されました。
toshiさん、ありがとうございました。
March 7, 2004
デイジー
春と秋に咲くユリオプスデイジーが、今年も咲いています。
高く花弁をのばして鮮やかな黄色い花をつけるユリオプスデイジーですが、今年は花の高さが高くありません。
肥料が少なかったのでしょうか?
秋の終わりに枝をカットするのを忘れて、新芽を出させなかったからでしょうか。
放っておくとひょろ高く(?)なってしまうので、今年こそ秋の花が終わったらばっさりやります。
春の花の後カットしても、大丈夫でしょうか?
あと、花が終わると、虫が付きやすくなります。
我が家の場合、ユリオプスデイジーに付くのはハダニです。
蜘蛛の巣のような糸に絡まれて、新芽や蕾が生長しなくなります。はじめは本当に蜘蛛が巣を作ったのだと思いました。
専用の殺虫剤もありますが、ハダニの場合は水で洗い流してしまうのが一番です。
よく晴れた日に水遊びをかねて霧吹きでせっせと洗い流すと、爽快です。
March 6, 2004
去年の野川@<桜.BLOG>

期間限定企画、桜でどこまでトラックバックで繋がれるか”<桜.BLOG>-Cherry BloGsom-”に参加しました。
これは昨年4月7日の野川です。
川面が花びらで埋まります。
今年も楽しみですね。
March 5, 2004
春の小川はさらさらいくよ
歌のモデルになった実際の「春の小川」は、渋谷区代々木八幡あたりを流れる河骨川という川だそうで、今は残念ながら暗渠になっている。
川の名前になった「こうほね」は、この小川のほとりにたくさん咲いていた黄色いかわいらしい花の名前らしい。
歌が作られた明治の頃には、河骨川の周辺はのどかな田園風景が広がっていたのだろう。
昭和の初期に生まれた私の母親によると、
渋谷や五反田といった山手線の駅の外側には田んぼや畑が広がっていて、人家はほとんど無かったらしい。
きっと、高度成長期の前まで、河骨川はその歌の通り、可憐な花が咲く静かな小川だったのだろう。
都市に暮らす私たちは、自分の身近にある小川の存在を、普段あまり意識することがない。
多摩川や隅田川といった大きな河川と違い、都市部の小川は河骨川のようにコンクリートで蓋をされて暗渠になったり、下水管に置き換えられたり、埋め立てられたりしてきた。
映画「千と千尋」に出てくるハクも、埋め立てられて帰る処の無くなった小川の龍神という設定だった。
都市化と共に自然の水は私たちの側を離れていった。
写真は、野川である。
野川は、小金井や国分寺あたりの湧水を水源に、国分寺崖線の湧き水を集めながら多摩川に注ぐ河川である。
ここは古来からの水脈であり、豊かな“気”の抜ける回廊であった筈だ。都市化の波は、野川の護岸もコンクリート化したが、さすがにこの重要な水脈を暗渠化したり、埋め立てたりすることはなかった。
今では護岸の“再自然化”も進み、水質も改善され、大きく育った桜並木が満開時にはライトアップされるほどの“名所”になっている。
4月の上旬のよく晴れた日、桜吹雪の舞う両岸のサイクリング・コースを自転車でのんびり流すと、あなたはこの小川の美しさに、圧倒されるだろう。
羽村取水堰 -- 阿蘇神社
ツールのシャンゼリゼ、ジロのミラノ、ヴェルタのマドリッド、多摩サイにとってそれは羽村取水堰の先から再び始まるサイクリングコースと、その先の。。。
取水堰に立つと、その先にもサイクリングコースが続いているのが見える。
水門上は渡れないので、一度奥多摩街道に出て、水門先の路地を左にはいると、その先からサイクリング・コースが始まる。
でもこのコースは、1km未満で途切れてしまうのである。
では、ここが終点か?
サイクリングコースが終わるところに、鳥居がある。
鳥居をくぐると、あまり手入れをされていない河川敷の雑木林になる。
木々は古く、高い。
夏はひんやりする木陰である。
足下はダートなので、ロードレーサーを押していく。
鳥居があったのだから、この先に何かあるだろうと、雑木林の参道(?)を進むが、いっこうに何も現れない。
まるで、多摩川の河原をそのまま敷地にしてしまったような、不思議な雰囲気の聖域である。
洪水で流されてしまって、今は鳥居しか残されていないのだろうか?
ふとそんな歴史物語が頭をよぎる頃、目の前に再び、二番目の鳥居が現れる。
そして、急な石段。
自転車を石段の下に置いて、鳥居をくぐる。
石段を登ると、目の前に社殿が見えてくる。
阿蘇神社、本殿である。
羽田のお堂に始まり、阿蘇神社の本殿に終わる、そう、多摩サイは、この神社の参道なのである。
まるで熊野古道の巡礼者のように、四国八十八カ所のお遍路さんのように、多摩サイの自転車乗りは、この神社の参道を行きつ戻りつしていたのである。
何という壮大な仕掛けであろうか。
エジプトのピラミッド群は宇宙の星の並びを地上に写し取ったものだという説があるが、日本の多摩サイにも、それに匹敵するような設計思想があったのである。
その後の私の走りが、巡礼を行う求道者の様になったのは、言うまでもない。
合掌。
多摩橋 -- 羽村取水堰(羽村)
プール脇を抜けて進むと、土手自体が森の木立の中に吸い込まれていく。
河原と言うよりは、深い木立が空を覆い、その森の中に公園がある。
福生柳山公園だ。
真夏にこの深い木陰はありがたい。
きれいなトイレもあり、格好のレストポイントである。
ただ、汗のにおいが蚊を集めるので、休んでるんだか虫と格闘しているんだか、判らなくなりますが。
結局、蚊に追い立てられるようにしてコースに戻ると、すぐに永田橋である。
この橋は平面交差で、車の切れ目を見て通りを横断することになる。気をつけて下さい。
通りを渡ると多摩サイは川沿いのスロープを下り、しばらく走るとまた河川敷の公園に合流する。
福生かに坂公園である。
公園内はダートである。
やがて、公園の北側に、昔多摩川の砂利を運ぶために作られた引き込み線の名残の土手道が現れる。この土手上へ、スロープで上がる。ここは高さが高くて見晴らしが良く、高速道路のようである。
後はこのコースをひたすら北上するだけ。
ゴールはもうすぐである。
新しくできた羽村大橋が、遙か天空を通過するが、多摩サイとは別次元の巨大建築物であり、コースに影響はない。
やがて歩行者、自転車専用橋の羽村堰下橋を過ぎると、ゴールの玉川上水羽村取水堰である。
多摩サイは、玉川上水の掘削を行った玉川兄弟の銅像がある取水堰公園に入る。
そのまま直進すると、取水堰の水門となる。
水門上は人が歩けるようになっているのだが、普段はチェーンで閉鎖されていて、関係者以外立ち入り禁止である。
ここから先は、進めない。
進めないのだが、多摩サイの終点は実はここではない。
実際、ここで休憩しているローディは、ほとんどいない。みんなどこへ行ってしまうのだろう?
先ほどの羽村堰下橋を対岸に渡ると、ふたたび土手上にサイクリング・コースが始まる。
でも、このコースも、この場所に出来た立派な郷土資料館や、保存された旧下田家住宅を過ぎたところで、不意に終わってしまう。
まるで、ナイフで切ったように、突然に。
じゃあ、多摩サイの終点はここなの?
March 4, 2004
睦橋 -- 多摩橋(福生)
拝島橋 -- 睦橋(拝島)
土手上を走っていても、木陰であることが多くなる。
真夏の気温で比べても、河口部よりは涼しいかもしれない。
拝島橋をアンダーパスで越えると、土手上の多摩サイは河原の木立の中を抜けるように走る。
多摩川の水面も、河原の緑に隠れてなかなか見えない。
遠くまで来たなぁ、という感じがする。
交通量は極端に少なくなる。
散歩をするお年寄りも、陸上部の練習も、この区間ではほとんど見かけない。
そもそも、自転車すら走っていない。
たまに、ここを生活道路として使っている地元のママチャリと、LSD(ドラッグではない。)中のローディとすれ違う程度だ。
このあたりはコース幅も狭く、舗装のクオリティもそれほど良くない。
でも、交通量が少ないので、路面のバンピングと格闘しながらそこそこクランクを回してしまう。
ベルギーのクラシックレースのように、コースの端に平坦な舗装箇所があると、そこばかり走りたくなる。
やがて多摩サイは、河原に開けた福生南公園の周回路に合流する。
ここからは公園の中だ。
この公園は駐車場があるので、車で来る家族連れが多い。
園内は芝生の広場や遊具があり、どうやらバーベキューも出来るらしい。
周回路は当然、公園内の通路なので、幼い子供が歩いていたり、飛び出してきたりする。
走行にはくれぐれも注意しましょう。
公園は睦橋に接して終わる。
多摩サイは、橋下のトンネルを抜けることになる。
多摩大橋 -- 拝島橋(昭島)
白い細かい砂利をよく固めたダートで多摩大橋をくぐると、コースはそのままストレートのスロープで土手上に復帰する。
スロープを上がると、昭島市営の屋外プールがある。
幼児用プールや流れるプールがありファミリー向きの施設だが、真夏でもあまり込んでいる印象がない。
近くに昭和記念公園の国営巨大プールがあるせいだろうか?
多摩川沿いの開けた場所にある、とても雰囲気の良いプールなのだが。。。
自転車乗りにとって、このプールは別な意味で重要である。
多摩サイからアクセスできる、トイレがあるのだ。しばし、休息。
(~o~)
プールを過ぎると、河川敷は少年野球場となる。
いったい、週末にどれだけのチームと子供たちが多摩川で野球をしているのだろう?
さて、ここの運動場には、「多摩川緑地くじら運動公園」の名前が付いている。
くじらである。
命名の由来は判らないが、良い名前である。
多摩サイは、八高線の鉄橋が土手上をふさぐ手前で再び河川敷にクランクで下ろされる。
ここの多摩サイは鉄橋の先の河川敷運動場「大神公園グラウンド」の駐車場の通路と共有させられているので、車に注意して下さい。
車の挙動を見ていると、この駐車場を利用するドライバーは、駐車場がサイクリングコースの一部だという認識がないようである。まぁ、普通に車で駐車場に入ってきたら、こんな所を自転車が、それも完全装備(?)のロードレーサーが走っていることの方が違和感があるだろう。
ちなみにこの区間、クランクで河川敷の駐車場に降りなくても、土手の一本外側に路地があり、駐車場の先の土手上でふたたび多摩サイに合流できる。
住宅地の路地なので、歩行者に注意して欲しいが、自動車との関係が煩わしいときは、お奨めである。
このあたりまで来ると、河原にも木々が増え、緑が一段と濃くなってくる。
大神公園から先の拝島橋までの区間は、この河原の“森”の中をすり抜けるようにコースが造られ、マウンテンバイクで走るトレイルのようである。
ここまで来ると、空気が美味しく感じられる。
立日橋 -- 多摩大橋
残堀川にかかる石畳(!)の橋を渡り、左折。土手を回り込むようにして、再び多摩川沿いとなる。
ここの河川敷の公園は、広い。
そのまま土手上を走っても良いし、河川敷に降りてアスファルトの走路を走っても良い。どちらも最後には合流します。
土手上を行くと、立川市の青少年宿泊施設があって、バーベキュー場に接して公衆トイレがある。
レスト・ポイントである。
このあたりの野球場も、週末は少年野球で賑やかなので、走行に注意しましょう。
ここで野球している少年チームは、みんな立派なユニフォームを着ている。きっと、強豪チームなのだろう。がんばれ。
やがて二手に分かれたコースは河川敷で合流し、赤煉瓦の中央本線の低い橋脚をくぐる。
くぐるとぐっと自然が深まる。
河川敷なのに立派な森があり、多摩サイは高原を走るようである。快適。
このあたりは多目的グランドの様で、少年サッカー団や、中年ラジコン隊、若者フリスビー・チームなどが楽しげに練習(?)している。
やがて河川敷が狭まると、多摩サイは土手上に復帰する。
ここからは土手上車道の歩道部分を多摩サイが共有する。
川幅も狭くなり、河川に白く大きな岩石が露出している。渓流のようだ。良い釣り場のようで、このあたりにはいつも釣り客がいる。
やがて多摩大橋の手前で土手上の道は児童公園にぶつかる。
多摩サイはクランクで河原に降り、道はよく固められたダートになる。
対岸は、八王子市だ。
中央高速 -- 立日橋(立川)
中央高速下の多摩サイ終点(起点?)には、公衆トイレがある。
重要なレスト・ポイントである。
さて、多摩サイは本当にここで終わりなのだろうか?
私はしばらくそう信じていた。
道路地図を見ても、サイクリングロードなどはきちんと載っていなくてよくわからないし、そもそも実際のコースもここで途切れているのである。
でも、関戸橋から上流側の交通量がいくら少ないとはいえ、ここで休憩をしているライダーがあまりにも少ない。
そんなことをぼんやり考えていると、中央高速のガード下から出てきたオンセチームのジャージのローディーは、公衆トイレの脇の路地に飛び込んで行くではないか。その路地から今度はコルナゴC40が飛び出してくる。と思ったらUSポスタルのレーサーがまた路地に飛び込んでいく。
この路地の先に、何かがあるらしい。
ということで、多摩サイ探査の旅はまた始まるのである。
公衆トイレ脇の舗装路をしばらく行くと、小川を渡って軽い上り坂となり、見通しの悪い切り通しの交差点になる。ここを左折。
左折すると斜度が上がるので、その前にギアを落としておいてください。
たいした坂ではないのだが、いちおう多摩川の河岸段丘を上がる形になるらしい。
道幅は車が一台通れる程度。坂を上がりきると路地は右クランクになり、右手に緑の濃い神社が現れる。武蔵野である。
あたりは畑の多い住宅地で、とてものどかな雰囲気の良い町である。途中に自販機もあるので、給水もOK。ただし夏はヤブ蚊が多く、自販機でドリンクを買っている間に10カ所は刺されます。
そのまま路地を直進する。週末は途中何台もロードレーサーやマウンテンバイクとすれ違うので、ここが多摩サイの一部なんだと確信できる。
やがて木々の生い茂る(まるで“となりのトトロ”の猫バスの停留所のよう)坂道を下るり、突き当たりのT字路を左へ。吊り橋のような板張りの歩行者・自転車専用橋を渡り、渡りきった所を左へ。ここからまた、河川の多摩サイとなる。
ちなみに、今渡った小川は根川で、橋を渡ったところを右に行くと緑道となり、昭和記念公園に続く残堀川岸のサイクリングロード(?)に出られる。
有料の昭和記念公園を通り抜けて再び残堀川を北上すると、川は玉川上水と立体交差(!)をする。玉川上水を東へ進めば、小金井公園、井の頭公園に出ることが出来、西に進むと、多摩サイの“ほぼ”終点、羽村取水地に到達する。
そのまま残堀川をさらに北上すると、サイクリングコースは日産自動車の工場脇を抜け、新青梅街道の近くまで続く。そのまま広めの車道を北上すれば、横田自転車道と交差し、自転車道を伝って多摩湖に抜けられる。多摩湖を半周すると多摩湖自転車道が一直線に武蔵野市境浄水場まで伸びている。
武蔵野グランドツーリングである。5月の新緑の頃このコースをポタリングすると、生きていて良かったなぁと実感できます。ああ楽しい。
さて、多摩サイである。
板張りの橋を渡って左に折れると、多摩川の河川敷である。アスファルト舗装の多摩サイは国道20号線日野橋をくぐると、右にカーブして急勾配のスロープで土手に上がる。
上がりきった土手を左折して川沿いを行くと、すぐにモノレールの線路を載せた立日橋が見えてくる。
もうどっぷり、立川である。
March 3, 2004
関戸橋 -- 中央高速(国立)
関戸橋を過ぎると、とたんに交通量が減る。自転車も、歩行者の数も少なくなる。
関戸橋をアンダーパスで越えた多摩サイは、ふたたびストレートなスロープで土手上に戻る。そして、京王線本線(?)をU字型のアンダーパスで越える。
このあたりから、国立市である。
続いて、真新しい立派な橋が現れる。石田大橋である。
これは、中央高速国立インターの取り付け道路から伸びる橋で、新しい国道20号線である。まだ八王子方面に貫通していないようだが、開通すれば交通量は多くなるだろう。
新しい橋らしく、しかも国道なので、歩道は広く、走りやすい。橋自体も高速道路のように巨大で、立派である。さすが国道である。私鉄と新幹線ぐらいのスケールの違いがある。ここの歩道も、豪華化粧石貼りである。
石田大橋を過ぎると、遠く右手に木立が見え、手前にコンビニの看板が現れる。
コンビニはセブンイレブン。
多摩サイに面しているせいか、サイクリストの利用も多く、入るとすぐサプリメントがある。実際、ビンディングシューズにヘルメットのまま入ってくるライダーが多く、店員も馴れているようだ。
重要な補給ポイントである。ありがとう、セブンイレブン。
ここの土手には水門があり、コンクリートで固められた土手はコンビニ利用サイクリストのちょっとした休憩ポイントになっている。夏は水門が涼しい日陰を作ってくれる。
セブンイレブンを過ぎると、先ほど見えた木立が現れる。
土手下の車道は、この木立をわざわざ迂回している。
由緒ある木立である。
木立は“五本松”といって、由来の説明文が置かれている。ちょっとしたランドマークのようだ。
ここから、終点の中央高速下まではほぼ直線である。途中に可愛らしい木造のポンプ小屋がある。
やがて中央高速のガードをくぐると、土手上の多摩サイはここで終点となる。
河川の野球場の駐車場に降りる車のスロープがあり、この先の土手はダートの車道になる。
羽田から川崎側や東京側を伝いながら続いた土手上の多摩サイは、ここで一旦終点を迎える。
March 2, 2004
是政橋 -- 関戸橋(聖蹟桜ヶ丘)
南武線と武蔵野線の低いガードをくぐるとき、かすかに枕木の油の匂いがする。
大人になってからは嗅いだことのない匂いだ。
懐かしい、少年の時の記憶が蘇るような気がする。
特に、冒険の記憶が。
ここの河原は美しい。芝生敷きである。
運動場があり、夏場はスプリンクラーが回っていることがある。風の加減で飛沫があたることがあり、とても気持ちが良い。
コースが左に大きく回り込むと、府中郷土の森公園である。
ここは家族連れで多摩サイを走るときの、格好の目的地であると思う。
詳細は他のページに譲るが、少し長めのサイクリングの後でも、子供たちを納得させることの出来る施設が揃った、立派な公園である。
またこれも他のページに譲るが、郷土の森公園はこのあたりにいくつかある“緑道”のアクセスポイントとしても重要なスポットである。
公園の駐車場に近いため、コーナーを回ったところの河原は格好のバーベキューエリアとなっている。
春から秋まで、ほとんど一年中、週末になるとここはバーベキューをする人たちで一杯で、いつも良い匂いがしている。気持ちの良い木立があり、清流が近く、バーベキュースポットとしては多摩サイ随一かもしれない。
ここは駐車場から河原に降りる人が多く、多摩サイ上に横断歩道が設置されています。横断歩道以外も、横切る人、自転車を見ていない人、酔っぱらった人、幼児・子供が大勢いますので、注意して通過して下さい。
このバーベキューエリアを通過すると、関戸橋までほぼまっすぐに土手上のコースが続く。
対岸には、稲城の丘陵が迫る。丘の上はゴルフ場だ。左手前方に見えてきた街は、聖蹟桜ヶ丘である。関戸橋を渡れば、多摩ニュータウンの丘陵地帯をアタックできる。
多摩ニュータウンは道路が整備されているので、コースを選べば走りやすく、平地走行ばかりで飽きたときに、良いアクセントになる。
多摩ニュータウンをそのまま相模原方面に抜ければ、津久井経由で丹沢、ヤビツ峠、道志経由山中湖なんて選択も可能だ。
また、関戸橋から上流部の右岸にも、多摩サイが復活する。
このコースは、すぐに多摩川から別れる程久保川と浅川沿いに上流に続いていく。
浅川沿いのコースは、途中車道に吸収されたり、対岸に渡ったりしながら八王子方面に続く。コースをうまく選べば、高尾山まで行けるらしいが、私は確認していない。
高尾山といえば、大垂水峠の入り口である。また、八王子まで出れば、陣馬街道を経由して、和田峠、奥多摩方面に本格アタックも可能である。
関戸橋は、長距離山岳ツーリングの起点として、結構重要なのである。
多摩サイは関戸橋の手前でクランクになり河原に降りる。
関戸橋の袂には、ボーリング場があり、その1階はY’sのショップである。
多摩川に面した明るい店舗だ。サイクリングコース沿いにプロショップがあるのは心強い。トラブル時にもここまで来れば何とかなると思うと、安心感が違う。
ここには“試乗車”もあり、多摩サイや、河原のダートで試すことも出来る。試乗は確か有料だったと思います。
多摩川原橋 -- 是政橋(府中)
多摩川原橋をくぐると、ストレートのスロープで土手上に復帰する。
この区間の途中から、府中市となる。
府中では多摩サイのことを“府中かぜのみち”と呼ぶ。なぜそんなことが判るかというと、路面にでかでかとペイントしてあるからだ。
「歩行者優先」といった注意書きは他の区間でもペイントされているが、府中はコース名称も誇らしげにペイントしている。
ペイントは一般の車道に使われる高品質な物で、この辺はさすがに府中市は手を抜かない。
長距離を走った後ではこのペイントを越えるときの振動が手に堪え、私は思わずペイントされていない箇所を選んで走る。
コースは中央高速から分岐する稲城大橋の下をくぐる。ここには下水処理場があって、大橋の下には処理場から流れる水路がある。
このあたりの多摩サイも、木立やベンチなど、公園のように整備されている。
近くにある競艇場や競馬場からの税収のおかげだろうか。
調布区間と違い、人出も多くないので、快適に走ることが出来る。二本の気持ちよく伸びたポプラの木が見えてきたら、あっという間に是政橋である。クランクで再び河原におりる。
March 1, 2004
多摩水道橋 -- 多摩川原橋(調布)
最近掛け替えられた。昔は1本だった。橋を渡る世田谷通りも、登戸側と和泉多摩川側が上下4車線になった。いいことだ。少し走ると世田谷通りは片側1車線になってしまうが、きっと遠い未来に、世田谷通り(鶴川街道)は全線上下4車線になるのだろう。その日まで、生きていたいものである。
でも、橋を2本もくっつけて架けるより、1本は2-3km上流か下流に架けたら、もっと便利になったんじゃないだろうか?
と、思っていたら、上流の多摩川原橋も架け替えで“2本目”をくっつけて架けようとしている。どうやら架け替えが流行らしい。
橋だけ4車線である。二子橋と是政橋の間に2本しかない橋を4本に増やした方が、良いんじゃないかと思うのだが、どうだろう。それとも、狛江に1本、調布に1本と、多摩川にかかる橋の純血でも保ってるのか? 戦争の時、南からの敵を足止めしやすいようにでもしているのだろうか? 南から、誰が攻めてくるのだろう? 織田軍? 官軍? 阪神?
さて、多摩水道橋である、歩道が広いのは良いのだが、なぜ豪華自然石タイル張りなんだろう? まるで都営12号線の駅装飾のような金遣いの荒さである。
しかもこの歩道、車道に合わせて橋の中央に向かって弧を描いている。子供と荷物を乗せたママチャリの主婦が必死にペダルを漕がなくてはならない。ヒルクライムである。せめてSPDペダルにしてあげたい。タイルも良いけど、その前に歩道だけ平らにしてくれたらと思う。
というわけで、立派な多摩水道橋を利用者として通過するたびに、私は様々な思いにとらわれるのである。
さて、川崎側多摩サイは、多摩水道橋の上流部も土手上に復帰して順調に続いているが、多摩川原橋(しかし紛らわしい名前)の手前の布田の堰のところで消滅してしまう。そこから、多摩川原橋までの土手上は車道が占有していて、歩道もエスケープゾーンもないため、40km/h以上で車に混じって巡航する気がなければ、自転車での走行は避けた方が良い。ちなみに、稲城市になる多摩川原橋から先の上流部には再び稲城市仕様の多摩サイが現れる。
また、川崎多摩サイの無くなる布田の堰からは三沢川という川が内陸に向かっていて、ここの川沿いの路地をうまく使って、府中街道も渡ると、よみうりランドの丘陵地帯にアタックが出来る。河原の平地ばかりで退屈になったときに、ちょっとしたヒルクライム気分を味わうことが出来ます。
多摩水道橋の先も多摩川沿いの平地コースを走りたい人は、橋を狛江市側に渡る必要がある。
狛江市には正しくは多摩サイは存在しない。ただ土手上のダート道があるだけで、狛江市多摩サイのあり方については、市議会で審議中である。歩行者と、自転車の共存をどう図るか、検討しているらしい。
多摩サイはスポーツ車のためのクローズド・サーキットではない。ロードレーサーのための専用練習場でもない。多摩サイは原付以上の車両が入れない、歩行者・自転車専用道路に過ぎない。そこには、散歩をするお年寄りもいれば、自転車の練習をしている幼児もいる。河川の野球場やバーベキュー場に出入りするためコースを横切る歩行者もいる。彼らのすぐ脇をエンジン音もしないロードレーサーが40km/hですり抜けたら、それだけで恐怖感を与えるだろう。
実際に歩行者からの苦情や、事故もあるだろうし、自治体として利用者にとって快適で公平な構造がどのような物かを検討するのは、当然のことだと思う。
一人の自転車乗りとして私が出来ることは、歩行者にとっても自転車愛好者にとっても幸せな結論が出るよう、コース上の強者であるスポーツ車ライダーのマナー向上に期待するしかない。自分自身の行いも含めて。
多摩水道橋を左岸・狛江市側に渡るとすぐに信号がある。この交差点を左折すると、舗装された車道はすぐに土手下に降りる。土手上を直進すれば、“狛江ダート”である。
最近のロードレーサーのタイアは耐パンク性能が向上していて、ダートをそのまま走っているライダーも多い。だが、私のように舗装路志向の自転車乗りは、土手下の舗装路に降りることになる。
車道は土手から離れて狛江の住宅地に入っていってしまうのだが、土手下には相変わらず自動車通行止めの舗装路が続いている。この舗装路は車の侵入を防ぐためチェーンで塞がれており、チェーンを越えるには自転車を担ぐか、ガードレールで区切られた狭い歩道を利用するしかない。歩道は狭く、段差があるので、走行に注意してください。
この舗装路を行くと車で入れる側道が合流し、また車止めのチェーンがある。ここも同様に、歩道を行く。土手の斜面に出来た段差を利用して器用に通過するライダーもいるが、注意してください。
ここの車止めをチェーンではなくポールなどにしてくれれば自転車は楽なのにと思うのだが、ここは時間帯(と曜日?)によって車の通行を許可しており、撤去の楽なチェーンにしているらしい。
この先で舗装路は土手上に復帰する。
ここの河原は週末バーベキューを楽しむ人も多い。近くに車を置けるのだろうか?
大きな木もあり、気持ちの良い場所である。
さて、この木立だが、何となく懐かしい雰囲気を持っている。
「どこかでみたことがある」という、あの感覚だ。
実はこの近くには“にっかつ”の撮影所があって、このあたりの河原はたびたび映画やドラマのロケで使われているのである。
特にここの河原の木立は、良い感じのため、青春ドラマで夕日に向かって叫んだり、ラブシーンに使われたり、サスペンス物でヒロインが思わず告白&涙といったクライマックスシーンによく登場する。
“にっかつ”撮影所は映画撮影も可能な大規模なスタジオで、“建て込み”セットで家一軒建てたりする場合もあるので屋内のスタジオでも床が土のままだったりする。スタジオそのものも飛行機の格納庫のように巨大だ。
ここに限らず東京の西南部には撮影所が多くあるので、多摩川や野川を走っていると、何となく見覚えのある景色に出くわすことがあるかもしれない。
この舗装路もしばらく行くと土手下のバス通りに合流する。土手上はまたダートである。
バス通りには歩道もあるので、舗装路派は車道か、歩道かをお好みで走ると良い。(法的には自転車は軽車両であるため、歩道を走行しなくては行けないそうですが)
バス通りを行くとすぐに“多摩川住宅南口”という信号がある。このあたりが狛江・調布市境で、このあたりの土手上から、完全舗装された“多摩サイ調布・府中区間”が始まる。
土手に上がるスロープ付きの階段があるので、是非上がってみてください。きっと感動します。
地面に足をつけたくないビンディング・ペダル派は、バス通りを直進し、バス通りが右折してしまってもそのまま土手沿いの舗装路を直進し、途中ポールで仕切られた箇所も(ここはペダルから足を離しておいた方が、安全ですが)土手沿いを直進すると、またバス通りに合流する。
合流点からバス通りを100m程さらに直進すると、左手に公園に繋がる路地が現れる。
この路地に入り、公園を横切ると、自転車に乗ったまま土手上の多摩サイに出られます。
トイレもあるので、この公園は使えます。
ただ、遠足の幼稚園児や、土手に出入りが出来るため車椅子の人などいるので、走行には注意が必要である。
ここまで来ると、調布市多摩サイです。多摩サイのメインストリートが、ここから始まるのです。
きめの細かい、アンジュレーションの少ない、高品質なアスファルト舗装。やや色あせてきたが、華やかなカラー・アスファルトである。上りと下りの走行車線を区切る、明快なセンターライン。濃い緑。適度に配置された木立や、ベンチなどの休憩施設。豊かな生活感を感じさせる住宅地。
調布・府中区間の多摩サイが素晴らしいのは、その環境と品質、雰囲気である。
この区間は、とにかく走っていて気持ちがよい。
当たり前のことだが、利用者が走りやすいように作られているので、快適なのである。
そもそもサイクリングロードとは、自転車で快適に走るために作られているはずなので、当たり前のことなのだが、その当たり前を堂々と実践できている調布市、府中市を、私は尊敬します。
ここからは案内はいりません。さあ、気持ちよく走ってください。
ただ、小田急線の和泉多摩川と、京王線京王多摩川間の土手上は、ウオーキング・コースとしてもメジャーらしく、歩行者がかなり多いです。くれぐれも安全運転で走行しましょう。
さて、京王多摩川駅がある京王相模原線のガード手前で多摩サイは再び河原に降りる。
ここはクランクのスロープになっており、降りると児童公園、草サッカー場、少年野球場である。調布といえばリトルリーグが有名だが、この野球場でも週末は必ず少年野球が行われており、その選手、保護者、幼い兄弟が多摩サイを横切る。みんな馴れていて、きちんとコースを空けてくれているが、注意が必要です。
また、大雨の後などに大きな水たまりが出来てしまう箇所があり、タイヤ&リムの水没をとるか、ダートへの避難をとるか、選択を迫られる場合もある。
右手は、京王閣競輪で夕方になるとネオンが美しい。競輪の収益で、立派なサイクリング・ロードをたくさん造ってください。
二子橋 -- 多摩水道橋(登戸、狛江)
下流から来た場合は、登戸まで川崎(右岸)側を進むのをお奨めする。
二子橋を渡っても、世田谷区側の多摩サイはすぐに始まらないからだ。それに二子橋の歩道は世田谷側に行くと細くなり、走りにくい。車道も路肩に排水溝の段差などがあり、車と接触しないよう注意が必要である。
世田谷区側の多摩サイは、河川敷の兵庫島公園から区の運動場を抜ける通路を通って、その通路が土手に上がったあたりから何となく始まるのだが、特に週末は二子橋からこのあたりにかけては人出が多いので、二子玉川の街に寄る予定がなければ、川崎側を通過したほうが快適である。
それに世田谷区多摩サイは、陸上競技場などで使われるクッション製のあるラバー質のカラー・アスファルト舗装なのだが、基礎工事が甘いのか土の上にいきなりラバー・アスファルトを引いたようで、波打ってしまっているのである。ここをロードレーサーで走ると、ラバー・アスファルトの弾力に波打った路面のアンジュレーションが加わって、とても気持ちが悪い。
さらに悪いことに、この世田谷区規格波打ちラバー舗装も、狛江市に入るあたりで消滅し、単なるダートコースになってしまうのである。いろんな路面を走ってみたいマウンテンバイク乗りには良いかもしれないが、ロードレーサーは川崎側多摩サイか、世田谷側下道を行くことをお奨めする。
さて、川崎側多摩サイは河川敷に降りて、二子橋と246のバイパス(新二子橋)の高架橋下をくぐり、そのまま多摩川に流れ込む平瀬川沿いに左に回りながら土手上の車道(多摩沿線道路)の下もくぐって、その先の歩行者・自転車専用橋で平瀬川を渡る。この橋は横断歩道橋によくある自転車の手押しを想定したスロープが階段の中央にあるのだが、その幅が狭い。馴れたライダーや地元のママチャリは加速してそのスロープを一気に上がるのだが、スロープの両側は階段であり、ビンディング・ペダルでスロープの途中で失速した場合は危険なので、注意してください。失速に備えてギアを軽くしておくのはもちろん、対向車・人もあるので、状況に応じて降りて手押ししましょう。
平瀬川を渡ると、また多摩沿線道路の下をくぐって多摩川の河川敷に出る。今度は二段になったストレート・タイプのスロープで土手上に上がる。ここから登戸まで、また川崎多摩サイ特有のペイント無し・カラー無しアスファルト舗装が土手上に続く。
途中の河川敷には、ゲートボール場や学校の運動場、フットサル練習場、ボーイスカウトのキャンプ場、菜園など、様々な施設が現れ、そこに出入りする通路がコースを横切る。何カ所か短いスロープやラクダのこぶ状の起伏があるので、脇見をせず路面状況に注意して走りましょう。
東名高速の高架をくぐり、右手の木立に小さな神社の社が見えてきたら、コースを載せた土手は左に緩やかにカーブする。ここは二ケ領用水の取水口で、今も取水のための堰が多摩川に突き出している。堰の袂は公園風になっていて、二ケ領せせらぎ館なる施設がある。
私の記憶が正しければ、ドラマ「岸辺のアルバム」の舞台にもなった、あの増水した川の水にマイホームが次々に飲み込まれてしまう大事件の舞台になったのが、ここだったのではないだろうか?
二ケ領せせらぎ館を作るときにたぶんついでに再舗装した区間はきめの細かい高密度アスファルト舗装でアンジュレーションもなくきわめて快適なのだが、せせらぎ館の発注エリアを越えるととたんに多摩サイはつぎはぎパッチワーク・アスファルトの悪路と化す。ハンドルに路面の振動がダイレクトに伝わる。
行政訴訟にもなっている小田急線の高架をU字型のアンダーパスでくぐると、一瞬ダートになる。そして、この先でコースは二手に分かれる。右手河川敷沿いの売店前のコースは、世田谷通り・多摩水道橋をくぐって松並木を抜け、ふたたび川崎側土手上へ。左手は、土手上の多摩水道橋へのアクセス道路(車道)である。(*売店:平日は閉まっているようですが、自動販売機があり、重要な補給ポイントです。日曜は営業していて、釣り客やサイクリストで賑わっています。)
問題は、このアクセス道路(車道)だ。
この道路は多摩沿線道路の一部で、登戸駅前を抜ける立派な道から多摩水道橋に出て都内にはいるための、重要な抜け道ルートともなっている。そのため交通量が多い。しかも対面交通である。なのに、堤防上の狭い区間のため歩道はおろか、エスケープ・ゾーンさえ無い。
自転車の場合、先ほどの右手の川崎側コースを直進しても、残念ながら川崎多摩サイは稲城市との行政境界を越えることが出来ず、途中で消滅してしまう。
この先をさらに多摩川サイクリングを楽しみたければ、多摩水道橋を左岸へ渡る必要がある、つまりこの狭いアクセス道路を車に混じって通過する必要があるのだ。
しかし、土手上のこのアクセス道路は、歩道も、エスケープ・ゾーンも、ガードレールもない。
路肩は荒れていて、車に幅寄せされたら落車の危険性がある。しかし、そのほんの200m先では、掛け替え工事が終わった上下4車線の立派な多摩水道橋の豪華自然石タイル張り歩道が、ぴかぴか光りながらおいでおいでをしているのである。
何という落差。
なぜ、あの歩道をここまで延ばせなかったのか? いままでここで自転車や歩行者と車の接触事故が起きたことがないのだろうか?
私は、赤信号で車が切れた瞬間を狙って、ここを通過するようにしている。
あの狭い車道を、わざわざ対向車線を車と逆送してまで走る気になれないからだ。
何しろ、怖い。
私のよれよれのバランス感覚では、車に接触されて巻き込まれるか、土手下のゲートボール場に落下する可能性がある。
皆さんも、気をつけてください。(子供と多摩サイを走るときは、危険なのでこの区間は世田谷側を走ることにしています。ポタリングなら先ほどのラバー舗装もあまり気になりませんし、小田急線を踏み切りで越えるので、面白いです。高架工事が完了すると、踏切は無くなるようですが。。。)
丸子橋 -- 二子橋(二子玉川)
左岸は車が擦れ違える程度の道幅しかない“多摩堤通り”が土手を占有していて、自動車専用道路のようになってしまっている。この区間の多摩堤通りを自転車で走行するは、危険だからやめた方が良いだろう。
下流から続く川崎側の多摩サイは、JR横須賀線・東海道新幹線の鉄橋、中原街道が通る丸子橋、東急東横線の鉄橋を連続して潜るため、一旦河原に降りる。
このあたりの川崎側の河原には、ゴルフ練習場や野球場、公園などがあり、駐車場に出入りする車の車路と交差するので、注意が必要である。休日は人と車の出入りがとても多い場所である。
また、中原街道と東横線のガード下は、アスファルトでは無く橋脚のコンクリート部分をコースとして利用していて、ここの路面がとても荒れている。サスペンションの無い、堅めのロードレーサーで走ると、腱鞘炎になりそうな振動に襲われる。緩んでいるネジなどは、外れてしまいそうな程だ。長距離を走った後では、ここの振動はちょっときつい。
逆にここで自転車の乗り比べなどすると、面白いんじゃないかと思う。自動車雑誌のインプレには良く首都高の繋ぎ目の振動収縮性がその車のサスペンションの評価として出てくるが、ここを通過するたびに私は、この場所をフレームの素材やフロント・フォーク、メーカーの違うバイクで乗り比べてみたいなぁと思う。
この“悪路”を過ぎると、コースは再びアスファルトとなり、土手上に戻る。この丸子橋のアンダーパスのスロープは、上流側も下流側もスイッチバック式ではなくストレート・タイプなので、それまでの推進力を利用してスロープを上がることが出来る。
土手に上がると、川崎多摩サイのスタンダードとも言える少し狭めのアスファルト・コースが淡々と続いている。対岸の河川敷には、有名な読売巨人軍多摩川グランド、その向こうの丘(国分寺崖線)の上は、田園調布である。濃い緑の中に、大きな邸宅が見え隠れしている。
このあたりから成城にかけての崖線上は、南斜面の日当たりと眺望の良い絶好の高級住宅地なのである。
コースを進むと、川崎側の河川敷にショート・コースの東急ゴルフ場が現れる。
ここのクラブハウスというか受け付けは東京都側にあるのだが、コースは川崎側にある。東京側で受け付けた利用客は、なんとコース専用の渡し船で対岸に渡ることになる。
やがて、第三京浜の高架をくぐると、右手に二子玉川の街が見えてくる。玉川高島屋の新しくできた南館が、白いヨットのセールのような形をしていて、街のリゾート気分を盛り上げている。
二子橋脇の河川敷も公園になっていて、人と車の出入りが多い。サイクリング・コースはまたスイッチバックとなり、河川敷に降りて二子橋をくぐる。スロープは河川敷の駐車道への車路と共用されているので、注意が必要である。
ガス橋 -- 丸子橋(田園調布) 右岸
ガス橋から上流も多摩サイを走りたい場合は、右岸・川崎側に渡ることをお奨めする。
なぜかって?
東京側を上流に向かって直進すると、JR横須賀線・新幹線のガードの手前で河原に下ろされ、そのまま河原バーベキューの盛んな公園に突入し、果てる。
もちろんそのまま河原のダート道を少し進めば多摩川園に上がる舗装されたスロープがあり、公道に出られる。でもそこから先は、東京側多摩サイの永遠のライバル、“多摩堤通り”が土手を占有してしまうため、二子玉川の先まで多摩サイは現れない。
しかも、二子玉川先でふにゃふにゃゴム舗装の妙な多摩サイが現れたと思ったら、狛江市に入ったとたんコースはダートになってしまい、このあたりの自治体の事情に翻弄されてしまうのである。
完全舗装の全天候型多摩サイが左岸に復活するのは、調布市の登場まで待たねばならない。
よってこのあたりで川崎市のお世話になるのだが、ガス橋?丸子橋間にはとても興味深い多摩サイ的スポット(?)が存在する。“大田区サイクリング休憩所”である。
歩行者・自転車分離方式を編み出した大田区は、独特の自転車文化を持っているようで、この大田区サイクリング休憩所も区民の自転車ライフを支える重要な施設のようである。
私は残念ながら大田区民ではないので同休憩所を利用したことはない(もちろん、区民でなくても利用は出来ると思いますが)。多摩サイの走る土手下にあるこの施設は、多摩川緑地管理事務所で自転車を借りて多摩サイ左岸を北上してきた大田区民が、ふたたび下流に折り返すためのスポットである。
大田区民が多摩サイを下流に走れば、羽田の終点に行き着く。大田区民にとって、“羽田”は南東の果てを意味する。
しかし上流には、“羽田”のような明確な境界がないまま、多摩サイは河原のバーベキュー客の中に消えていく運命にある。大田区としては、休日にサイクリングを楽しむ区民がバーベキューの酔客の中で孤立するのが忍びなかったのだろう。そのためわざわざ折り返しの目標となる施設を作り、区民の生命、財産、安全を守っているのである。
何というすばらしい自治体であろう。これで大田区民は安心して区内の多摩サイをサイクリングできるのである。
では、この折り返し施設を越えて多摩サイを遡上したい場合はどうすればいいか。
それは、すでに申し上げたとおり、川崎側に渡るしかない。下流から見て、丸子橋手前から、二子橋の先まで多摩サイが存在しないので、川崎側を走行しましょう。
多摩川大橋(国道1号線)-- ガス橋
多摩川大橋も、多摩サイはアンダー・パスで通過する。
ちなみに国道1号線をやや北上するとY’sの大きな自転車ショップがある。自転車の総合デパートのような店で、見ているだけで楽しい。はるか上流の関戸橋にもY’sがあるので、走行中のトラブルなどに便利かもしれない。
さて、このあたりで我々は、いつ対岸に渡るかを考えなくてはならない。なぜなら、今まで走ってきた左岸コースは、東京側多摩サイのライバル、“多摩堤通り”のおかげで丸子橋手前で消滅してしまう運命にあるからだ。
右岸に渡るための選択肢は二つ。多摩川大橋か、ガス橋である。どちらもたぶん歩道走行となるだろうが、多摩川大橋の歩道はやや広く、ガス橋は狭い。ちなみにガス橋とは、東京ガスの都市ガス(たぶん)パイプラインに併設された橋である、たぶん。
この橋のどちらを渡っても、対岸は川崎市である。川崎市側の多摩サイは登戸の先、布田まで続いているが、路面はストイックにただアスファルトをひいただけ、カラー舗装もレーン区分のペイントも無しである。細かいところだが、サイクリングコース脇の草刈りの頻度も、川崎市は少ないように思う。(違っていたら済みません)
川崎の河口側がどこまで続いているのか、多摩川大橋より先に行ったことがないので、何とも言えない。アクアラインに続いていて木更津まで走れれば、それはそれで凄いのだが。。。
















今日の多摩川は、南風でした。











