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July 24, 2005

Last Dance, TdF 2005

結局、誰にも負ける事無く去っていく...


二位に4分40秒...
王は誰にも負ける事なくその玉座を去ろうとしている。

ツール・ド・フランス、来年の夏も、その戦いはやってくる。
でも、王はいない。
家臣たちが、空席の玉座を争って、戦いをくりひろげるだけ。

それはそれで面白いだろう。
絶対的な王者のいない、白熱した戦いを私たちは見る事になるからだ。

でも、そこには王はいない。

ランスは強かった。強すぎた。
総合優勝をするという点で、彼には全く隙がなかった。
タイム差を広げるチャンスの山岳では、全てのアタックをことごとくねじ伏せてみせた。
もう一つのチャンス、TTは今日ご覧の通り。彼の得意種目だ。
もはやそれはレースではなく、完璧にコントロールされたショー。
全ては王の手のうちにあった。

やんちゃなクラシックレーサーとして暴れていた彼が、癌から生還してマイヨジョーヌを獲得する。
まるで、シンデレラのような話だ。
そして彼は、イエロージャージ・コレクターとして、マシンのような選手になっていく。
超人=サイボーグ...

本当は今年は、ツールを休んでフランドルやパリ・ルーベを本気で狙いにいきたかったのかもしれない。
ジロにも出たいという話があった。(フランドルは出たけどね... "調整"の一つとして)
本当の事は分からないけど、レースを楽しみたいという思いも、彼のどこかにあったんじゃないだろうか。
一人の自転車乗りとして...

でも、誰もその王を解放する事は出来なかった。
王はこうして、伝説になろうとしている。

いつか、彼のような偉大な王が再び現れるかもしれない。
バッソやバルベルデ、あるいは今日ツールを見ていた世界中の自転車乗りのうちの、誰か...

そういえば、ランスの息子、親父にそっくりだったなぁ...

Last Lance... 

adieu...

投稿者 jinx : 1:26 AM | コメント (6) | トラックバック | *

July 18, 2005

炎熱サイクリング

多摩サイ日記 7月18日

いやぁ〜、暑いですねぇ (^^;;


でもねぇ、暑い暑いと言って冷房の部屋に一日いたら、体調も悪くなります。
暑い夏だからこそ、外に出て運動しましょう!

という事で自転車に乗る私ですが、いやぁ、暑い (^^;
日差しが刺さります、皮膚に。(サンスクリーン、塗りましょうね)
水分補給はもちろん大切ですが、こんなに日差しが暑くては飲んでいるだけでは身体の表面の温度が下がりません。気温も高いので風もむわ〜〜っと暖かくて、う〜〜、水被りたい!!

ツールでよく沿道のお客さんが選手に水をかけていますが、ほんと今日は水を頭からかけてほしい日でした。
庭で植木に水をやっていた方、ホースで車を洗っていた方、真夏にサイクリストを見かけたら、水をぶっかけてやってください。(注:その結果おこる様々な事に対して、当blogは関知いたしませんので、念のため... 笑)

で、誰もかけてくんなきゃ、自分でかぶりにいこうという事で、この暑いのに多摩川を北上いたしました、羽村まで。
 
 

関戸橋下の木陰です。
日陰のない多摩サイには貴重な緑です。
いつもは素通りしてしまいますが、今日は暑さでへろへろ、ここで小休止いたしました。
体温下げないとね。
 
 

立川公園のトイレです。
青少年なんちゃら施設のバーベキュー場に隣接しています。
水道がたくさんあるのと、何しろこの木陰です。
真夏はここで顔を洗います。さっぱりリフレッシュ出来ますよ。
あ〜〜、気持ちいい。
  
  

木陰を求めて秘密の道を走ります。
ふと見ると、こんなログハウスが一軒...
う〜〜ん、やっぱり秘密の場所ですねぇ。
(小人が7人住んどるんじゃろうか?)
  
  

 
ハイつきました、羽村です。
玉川上水の取水堰です。
河原に降りて、水遊びが出来ます。
海のない多摩川上流民には、海水浴場みたいなものです。
私も早速、じゃぶじゃぶじゃぶ。。。 あ〜〜冷たい。最高です。
川の水は冷たくて、気持ちいいですねぇ。
脚をつけているだけで、体温が下がっていきますよ。
手もつけちゃおう、腕もつけちゃえ、タオルを濡らして顔ふいて、あ〜〜気持ちいい、たまらんなぁ、頭も水で、うひょひょひょひょ、最高じゃ、レーパンも濡らせ、水着みたいなものじゃないか、かまへんかまへん、うひゃー、泳いじゃぇ、あががが、心臓止まりそう、冷たすぎです。。。

でもねぇ、川の水に脚をつけて、濡らしたタオルを首の後ろにあてるだけで、血液の温度が下がってからだがひんやりしてきますよ。これなら羽村まで行かなくても川の水に触れられるところなら何処でも出来る冷房法です。
でも、川に落ちないよう、気をつけてね。

追伸、今日は水分補給が大変でした。もう、自販機毎に水を買っている感じ。
でもねぇ、水がなかったり(お茶とか、コーラとか、ジュースばっかりの自販機のなんて多い事か!)、あっても売り切れていたり(やはり水から売れてしまいます)、後半は燃費の悪い車でガソリンスタンド探しながら走っているような、そんな気分でした。

いやぁ〜、疲れたなぁ。

投稿者 jinx : 11:00 PM | コメント (5) | トラックバック | *

July 5, 2005

二秒差の二位

完璧で無い人生もある...

  
  
二秒差で二位、プロローグでの大将、完璧でしたね。
これで今日のチームTTまでアシストは脚を使わなくていい、反対にTTのライバル、総合のライバルCSCはマイヨを獲得し、プロトンを統率するため脚を使う...
秒単位のタイムを無線で聞きながら時計のように走ったランス、二秒差で二位になるために。
完璧じゃないか、大将。
途中でぶち抜いたドイツ人は、単なるオマケ。ツール・ド・スイスの時点で山登りが苦手だったものね。

二日目はフランスのアイドル、ヴォクレールの水玉ジャージ獲得ショー。

そして昨日は、男のロマンの世界。
負けるのが分かっているのにそれでも走る二人。
解説のクリリンも、フミも、”熱いなぁ...”
そうだよね、あんな走りがしたいよねぇ。男だったら。

完璧な人生と、完璧ではない人生。

どちらも、ロードレース。

投稿者 jinx : 9:21 PM | コメント (2) | トラックバック | *

July 1, 2005

そしてまた夏が来る...

ジルベルト「大将、調子はどうだい?」
ランス「....」



ツール・ド・フランス
私にとっては、F-1よりも、FIFAワールドカップよりも、オリンピックよりも大きなイベント。。。
それは、夏。それは、熱狂。それは、冒険。そしてそれは、旅。

生きることは旅であると、誰かが言った。
そうだろう、人類が進化して来られたのは、あの地平線の向こうには何があるのだろうという好奇心があったからだ。

誰よりも早く、あの向こうに行く。しかも自分の力だけで。
そんな純粋な願いを叶えてくれる最高の手段が自転車であることは言うまでもない。
山を越え、谷を越え、ひたすら旅をする。来る日も来る日も。
そう、それは人生そのもの。旅をする全ての者が勇者であり、物語の主人公である。
あ〜〜、ロードレースって、人生そのものだったんですねぇ。

泣け、笑え、熱くなれ、叫べ、ツールには全てがあるぞ。
そのすべてが、旅を続けるという単純で、純粋な想いだけに支えられて進行していく、こんなにわかりやすくて清々しい生き方は、無いぞ。

だから感動するんだろうし、だから思う訳ですよ、「ツールのように生きよう」とね。

今日もどこかでペダルを踏むあなた。
どこかに向かって。
でも、あなたは一人ではないぞ。
なぜなら、ツールを旅する仲間たちがいるから。

ツール・ド・フランス。
今年もまた、暑い夏が来る。
  
  
  
ジルベルト「... 少し、太ったか?」
ランス「....」

投稿者 jinx : 8:00 PM | コメント (5) | トラックバック | *