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May 29, 2006

ブスなキャラ

(文句あるのか・・・?)

ないです。

昨日終わったジロ・デ・イタリアのマスコット、ギロ君です。

ジロ・デ・イタリアってなによという方はこちらをどうぞ。

あとこちらもどうぞ。

で、お勉強していただいてなんですが、今年のジロ、昨日で終わってしまいました (^^;
面白かったです。

さて、このギロ君、イタリアの大イベントのキャラなんですが、なんでこんなに無愛想なんでしょうねぇ。ステージ優勝した選手にも贈られるんですが、今年の第9ステージでしたっけ、このぬいぐるみをオネェさんから手渡された悪童マキュアンの実の悪ガキが思わず放り投げていましたね。ほんとに、貰っても投げてしまいたくなるくらい可愛らしいキャラクターです (^^;

でもねぇ、よぉ〜く見ていると、なんだか、憎めない気がしてきませんか?
なんか言いたげなこの顔、整ったメジャーキャラには無い、醸し出すコンプレックス、、、なんかあったんでしょうねぇ。
苦労してきたんでしょうねぇ。


ところで、同じギロ君の着ぐるみバージョンも発見。
でもねぇ、なんか違うんですよ。なんかね。。。

投稿者 jinx : 11:50 PM | コメント (5) | トラックバック | *

May 27, 2006

騎士と天使~Giro d'Italia Stage 19


Photo ©: Cycling Photo Wire

かっこ良すぎる、、、でも、これがロードレース (^^)

主催者や私たちファンの思惑とは裏腹に、総合争い的には半ば消化レールとなってしまったジロStage 19。
ドロミテの2000m級の峠を2つも越え、最後は超級登りゴールというクライマックスなステージだったが、主役争いは役者たちがこのステージに来る前に早々と決まってしまっていた。

興味は逃げの集団に潜り込んだディルーカが何をやらかしてくれるか、それを追ってプロトンをぐいぐい引っ張るサニュエル・トレインの期待に答えてピエポリ=シモーニが最後にどんな意地を見せてくれるか。

でも、J Sportsでライブ観戦した方ならお分かりのように、今日のステージのポイントは最後に、総合争いのリーダーたちとは別のところに用意されていた。
レースとは勝つもの、誰よりも先にゴールラインを駆け抜けるもの。
深紅の血のようなスペイン・チャンピオン・ジャージに身を包んだクイックステップのガラテ。今年のジロで何度も逃げて来た彼が、今日も祖国の国旗に身を包んでイタリアの厳しい山中を駆け回る。最後の登りゴール、逃げの集団からアタックを決めるガラテ、バッソをアシストするためガラテをマークするCSCのフォイクト。
一日中逃げの集団に潜り込んで牽制していた(つまり後ろにくっついて走っていた)彼は、自分の脚をほとんど使っていない。スペイン・チャンプの威信をかけてゴールを目指すガラテ。後ろにぴったりついてマークするフォイクト。ロードレースでは良くある光景だ。後ろから追ってくるエースをサポートするため逃げの邪魔をしているという大義名分があるフォイクトに、ガラテはお前も引けよ、と言うことは出来ない。そうやってゴール前まで後ろについたまま、最後の瞬間前に出て先にゴールラインを超えてしまう、そんな漁父の利のような勝ち方が出来てしまうのも、総合リーダーチームの特権なのかもしれない。
ロードレースでは良くある光景、去年のツール、Stage15を思い出された方も多いだろう。
ツアー後半の15ステージ、2位ラスムッセンに2分近い差をつけていたランスは総合争いでほぼ安全圏に。ちょうど今日のジロのような展開だ。ここで、今日のステージ優勝だけを目指したファイターが、序盤から逃げを決める。その中に潜り込んだディスカバリーのヒンカピー。今年のフォイクト同様、その日までリーダーを献身的にアシストして来た。
レース後半、ゴール前。逃げの集団からアタックを決めた、やっぱりスペイン人のオスカル・ペレイロ、スペイン人てなんて不器用なんだろう、愚直に金魚の糞のようなアメリカ人ヒンカピーをぶら下げたままゴールに向かって突き進んで行く。あと250m、それまで脚を使わずにいたヒンカピーが、ここで今日初めてのアタック。なすすべも無いペレイロ、ヒンカピーステージ優勝、喜ぶディスカバリー・チーム、まぁ、いいんだけどね、、、

みんながそんな漁父の利ゴールを想像していた瞬間、なんとドイツ人フォイクトは脚を緩めて軽くガラテの背中をたたき、今日一日走り回って来てなんだか丸まって見える男の背中をたたき、声をかける。(なんていったんだろう、、、)
思わず握手を求めるガラテ。二人の手が離れる。ガラテ軽くスパート。
信じられないとでも言うように、途中何度も後ろを振り返るガラテ。でも、フォイクとは追ってこない。
ゴールを確信したガラテは、フォイクトを指差し(一生忘れねぇぜ)、あふれる喜びを、勝利を噛み締めるように、感動的なガッツポーズ。

ああ、これがロードレース。これが、ヨーロッパのスポーツ。


そういえば、モナコグランプリも始まった。
騎士たちが馬を鋼鉄の車に乗り換えて始めたスポーツ。
やがてそれは世界に拡大し、新大陸やアジアからの参加者を迎えながら、大きくなって行った。
プロストが見せたセナへの戸惑い。
ヨーロッパのロマンティックな騎士道と、新大陸のクールな掟。アジアの狡さ。
それに比べて、自転車ロードレースにはまだまだ人間臭い、何処か懐かしい部分が残されている。
これが、サッカーやF1とロードレースを違ったものにしている、そして私を夢中にさせている理由なのかもしれない。

今年のジロ、あと二日で終わってしまうのが、残念でならない。。。

投稿者 jinx : 2:58 AM | コメント (4) | トラックバック | *

May 25, 2006

ランス、ニューヨークシティマラソンに挑戦

ホノルルマラソン、ではないのですね、、、(^^)

もう有名な話なのかもしれませんが、、、

Armstrong, who is preparing for his first NY Marathon ~apple.com

高いケイデンスで7連覇とかしちゃうんでしょうか。

私はランニングはしませんが、ロードバイクと同じ長距離持久系のスポーツなので、もしかしたら走れるかも、と思う事がよくあります。ランスも、もともとトライアスロンのチャンピオンだった訳で、彼の今回のプランはとても自然なものなのでしょうね。マラソン7連覇、で次は競泳で、、、(^^;;

ここで、走るランスが見られますョ。 ~nike.com


投稿者 jinx : 8:35 PM | コメント (2) | トラックバック | *

May 24, 2006

まるでラルプデュエズのランス~Giro d'Italia Stage 16

見た事のある展開、まいどおなじみ、大将の一人勝ち、、、

ジロ後半の、本格山岳ステージ第一ラウンド、Stare 16 ゴンドーネの山頂ゴールは、イヴァン・バッソの完勝で終わった。

完勝、そう完全な勝利。
ステージレースでライバルたちの戦意を喪失させる王者の完璧な勝利、それを私たちはここ数年、嫌というほど見せつけられて来た。インデュライン、アームストロング、、、ステージレースを勝ち抜くためのオールラウンダーの走り。TTと山岳でタイムを稼ぎ、平坦や中級山岳でプロトンを完全支配する。
そんな王者をまた見たいという想いがある反面、実力が伯仲したリーダーたちのスリリングな争いに期待をしていたのも確かだ。少なくとも今年のジロとツールは。

でも、ロードレースの神は王位の空白を許さないのかもしれない。

中級山岳を一日走り回った後の、最後に聳える壁のような超級山頂ゴール。
ステージレースのメーンディッシュのようなそんなレイアウトが、今年のジロにも用意されていた。
Stage 16、アルプスの麓から一気に山頂まで駆け上がるそのコースは、まるでツールのラルプデュエズのようだ。
登り口に到達する前に逃げを吸収して、そのままスピードアップしたCSCのトレインが集団を引き延ばす。まるで平坦ゴールのスプリント争いのように。登り口に殺到するCSCトレイン。ああ、これは何処かで見た光景、まるでUSポスタル・トレインがロケットのように集団を引いたラルプデュエズのよう。先頭に群がるベッティーニ、ウルリッヒらの有力選手たち。でも、CSCの破壊力は凄まじい。フォイクト以下のアシストが引きまくる中、クネゴ、サヴォリデッリ、ディルーカが早々と脱落、そんなCSCに果敢に戦いを挑むピエポリ、シモーニ。前に出てペースをさらに上げるピエポリに、CSCアシスト陣も脱落、最後の一枚サストレがバッソを守る頃には、他に残っていたのはグディエレス、ペレスだけ。激しい。
ここでタイム差が8分以上あるシモーニの希望をつなぐため、ピエポリが最後の、渾身のアタック。カバーするバッソ。サストレはもう一杯。そしてピエポリも切れて、ついにシモーニ対マリアローザの直接対決が始まる。
高いケイデンスで、シッティングのままハイペースを守るバッソ、ああ、これも見慣れた、インデュラインやランスの走りだ。バッソのペースに追いつくために、時折ダンシングでペースアップしながらついて行くシモーニ。苦しそうだ。なんだか、晩年のパンターニがランスを追っているよう。ジャージも黄色だし。
いつか見た光景、いつか見た風景。どことなく懐かしい、だからこそ結果が見える展開。
王者と挑戦者。
やがて、王者が一瞬腰を上げてペダルを踏み込み、今日のレースにけりがつく。
みるみる差が広がるバッソとシモーニ。追いつけないペース。圧倒的な差。
その瞬間、私たちは新しい王朝が時代を引き継いだ事に、気づいたのかもしれない。

さて、楽しみはツールに、、、 (^^)

投稿者 jinx : 1:35 AM | コメント (3) | トラックバック | *

May 21, 2006

Ride in Summer


SHARP SH901iC

光の反射、濃い影、サンスクリーンの匂い、、、ああ、夏が来た・・・

大井埠頭では Tour of Japan東京ステージ、イタリアではご存知、ジロ、そして、多摩川にも夏の日射しが。

台風のような、熱帯のスコールのような暴風が一瞬吹き荒れた昨日の東京、でも夕方には南の力強い風が雨雲を吹き飛ばしてくれた。おかげで今日は朝から快晴、昨日の雨の名残か、湿度がやや高いけど気温は真夏のように高くはなく、でも日射しだけが一足早くギラついている。今日は大井まで見物に、と思っていたけど、こんなにいい天気に、プロとはいえ人が走っているのを見ているだけではつまらない。観戦は夜のジロに任せて、今日も自分のためにペダルを踏もう。

昨日のジロ、バッソの慎重な雨のダウンヒルを想い出しながら崖線を下り、二子玉川の住宅地を抜けて浄水場裏の直線でアップ、運動場のT字で土手下の道へ。
ああ、夏だ。日射しが刺すように強く、体温が高まる。いつもと同じペースなのに、早くも息が上がってくる。体温を下げるための代謝が、余計に体力を奪うのだろう。水の消費も早い。涼しい(時には雨)気温の中でばっかり走っていたので、身体がまだ夏モードになっていない。軽い夏バテ症状の自分に鞭打って、さらにペダルを踏む。
暑い。日射しが強い。熱が身体にこもる。いつもより多めのペースで、咽が渇いたら水を補給。ジャージの胸のジッパーも、全開。走っていれば、風が汗を気化して熱を奪ってくれる。走りながら、身体を夏モードに切り替えていく。脚に乳酸がたまらないぎりぎりの領域で、ペダルを回し続ける。会話が出来る程度の、呼吸に無理が無い領域。
このペースで、初夏の日射しの中を、流していく。呼吸も自然に落ち着き、脚も軽く回り出す頃には、暑さもあまり感じなくなっている。夏の人に、なれたのだろうか、、、?

影が濃い。
緑があるところでは、真っ黒な影の中に飛び込んでいくようだ。涼しい暗闇。ひんやりとした空気が溜まっている木陰。あるいは、橋やガード下の影が、ちょっとしたオアシスのよう。対向車のフロントグラスが、強い光に一瞬輝く。
夏の光、夏の匂い。
でも、私の周りには、いつもの様にロードバイクの高圧タイアのノイズだけ。
自分が作り出す風の中で、身体を冷やし、酸素をエネルギーに代え、スピードに乗っていく。
軽いスロープで、ダンシング。ペダルを踏み込む筋肉の動きが、心地いい。
自分の思い通りに動いてくれるバイク。流れる景色。すれ違う”仲間”。

ああ、今年もまた、夏が来た (^^)






投稿者 jinx : 7:00 PM | トラックバック | *

May 15, 2006

世界の子供たちに贈るRUN


SHARP SH901iC

何かが確実に変わりつつある事は、確かだと思う。

週末の天気予報は、雨。
でも、それを信じないのが、私。
雨だと思えば雨かもしれないけど、「曇りだ!」と思えば、少々の小雨も曇りの日のほんのお湿り、に感じられるはずだ。(ホントデスカ?)

ともかく、週末ライダーの私、土日続けて終日雨です、という天気予報だけは絶対に認めない事にしている。
終日冷たい雨が降り続いた土曜の夜も、空を見上げて、たのむ、晴れなくてもいいから、、、
なんだか、遠足前の子供のようだ。
でも、その時は気がつかなかった。そんな事を願っている人たちが、他にもたくさんいたんだという事を。

翌日の日曜日、カーテンを開けると、上空の風が雲を押し流している雨上がりの空が広がっていた!
転がるように家を出て、多摩川沿いを快走する私。雨の湿気を含んだ冷たい空気が心地いい。それに、雨上がり特有の土や草の匂い。自然にはその時々の表情があり、楽しみがある。それは、その場にいる生き物たちへのご褒美なのかもしれない。

狛江の土手に上がり、雨上がりの空いている多摩サイを快走、、、すると、河川敷に「START」、「FINISH」の横断幕や、テントが現れて、遥かな土手の上にはお揃いのブルーのTシャツを着た集団が、ずらり。あら、まぁ、なんでしょう?
「START」、「FINISH」にはそそられるけど、残念ながら自転車レースではない模様(当たり前ですねぇ)。

やがて私のバイクはその集団に追いつき。。。
皆さんどうやらゼッケンをしていて、はじめは歩いているのでウオーキング大会かと思ったら、「世界の子供たちに贈るRUN」の文字。なんとか.comとかも書いてあるけど、自転車ですれ違いざまには読み取れない。とにかく、ランニング大会がこの多摩サイで開催されているようである。

この日は上流の国立でもロードレース大会が行われていたけど(ロードレースと言っても自転車ではなく、ランニングなんですねぇ、残念)、多摩サイでは確かに多くのランニング大会が行われている。どれも学校単位の協議会なんだけど、このブルーTシャツのイベントは、何処か違う。まず、参加者が普通の人。それも、みんな圧倒的に若い。ランニングというとなぜかそのまんま東を思い出してしまう私だが(苦笑)、ここを走ってる(歩いてる?)のはどうみても大学生ぐらいの人たち。女性もとっても多い(^o^)/

それに、なんだか明るくフレンドリーな気分を出しているのが、同じブルーのTシャツを着て黄色い腕章を付けたボランティアの方々。とにかくボランティアの人数が多くて、私のような自転車はこの場合明らかに邪魔なのに、「すみません!」とこちらをケアしてくれる。沿道に一定間隔でスタッフが配置されていて、走っている参加者の中にも混じっているので、そのケアが途切れない。参加者もコースの左側に寄って歩いている(走っている?)し、とにかく全体が良くマネージされた、とてもマナーのいい大会である。そして、これは後半顕著になるんだけど、ボランティアが一生懸命参加者に声をかけている。「がんばって!」、「もう少し!」
なんだか、私も自転車を降りて一緒に走りたい気分になってくる。あの青いTシャツも、欲しいぞ。。。

でも、あんまり参加者が多くて、あきらかにロードバイクは邪魔なので、結局途中で多摩サイを降りて彼らの20kmコースの方が折り返す関戸橋まで下道を走りました。10kmと20kmがあったみたいですね。20kmゼッケン(赤ゼッケン)の参加者は、アスリート系の方が多かったですね。これも好印象(^^)
まぁ、下道はいいです。ロードバイクですから、サイクリングコースなんか邪道で、道路を走ると速度無制限みたいな感じで、それはそれは楽しいんですが、車も少なかったし。

という訳で、帰ってさっそくwebで調べてみた。
世界の子供たちに贈るRUN、なるほど、フィリピンの子供たちを支援するNGOの主催らしい。AMINO-VALUEがスポンサーについていて(エイドステーションが、とっても充実していましたよ。ゴミ箱もちゃんと配置してあったし)、立派なイベントなんだなぁとは思っていたけど。
Blogもあって、見るとmixiで誘われてみたいなコメントも、、、、

なるほど、昔、2ch運動会みたいなxxxxxな(あ、私は行っていませんよ。。。)巨大オフ会がこれも某世田谷で開催されたとか言う伝説があるけど、mixiで集まるとこんな爽やかなイベントになるんだなぁ、と。
NGOというと、結局一度もblogでコメントしなかった”あの白いやつ”を思い出しちゃうけど、その先駆け、黄色いわっかをつけて毎週末自転車に乗っている私としては、一人一人の出来る事は小さいけど、みんなで、出来る範囲で力を出し合えば、きっと、何かが、、、と思わずにいられないのも、事実だ。

多摩サイで遭遇したのも何かの縁、オフィシャルbolg ?にTBです。(モブログもあります、たしかにこの状況をロードバイクが走ると、邪魔ですよねぇ。。。)

というわけで、なんだか自転車系のイベントにとても出たくなった、私なのでした (^^)




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投稿者 jinx : 8:35 PM | コメント (2) | トラックバック | *

余裕~Giro d'Italia Stage 8

彼が勝つ事はわかっていた。わからなかったのは、いつ、どこで、そして、どのくらい差をつけて、、、

エース級が初めて直接対決をする大切なステージ、Giro d'Italia Stage 8は総合優勝候補No.1、イヴァン・バッソの”圧勝”で終わった。

平坦な海岸線を100km近く走ってから一気に1,306mの超級山岳に駆け上がるStage 8、開催地はディルーカの故郷、そして開催日は母の日。

前日のStage 7は、1級と2級の山岳で集団の人数を絞った後で、さらにゴール前にテクニカルな登りが用意されているという、順位を争うレースとしてはとても見応えのあるいいステージだった。何度もコースマップを確認する選手や監督たち。逃げのグループの中で唯一のTTスペシャリスト、つまり登りには歩のないコフィディスのヴェルブルッヘが、ゴールへの登りの手前の僅かな平坦を利用してアタック、みるみる後続に差をつけて、最後は上りゴールに殺到するプロトンの先頭、サヴォルデッリやシモーニ、バッソをかろうじてかわしてステージ優勝。エース級がタイム差を付けらるような決定的なレイアウトではなかったけど、それなりに楽しめるレースだった。
そして、ベルギーからスタートした今年のジロ、その主役たちが直接タイム差を広げる最初のチャンスが、今日のStage 8だった。

レース前半、集団からの逃げは14名。バッソのCSC、クネゴのランプレ、シモー二のサニュエル・デュバルもちゃんと逃げに選手を送り込んでいる。これを追うのが地元ディルーカ擁するリクイガス。サニュエル・デュバルの協力を得て、集団をハイペースで引いて行く。今年も、シモーニ=ディルーカ同盟が形成されたのだろうか?
リクイガス=サニュエル・トレインの後ろで楽を出来たのがCSCとランプレ、ディスカバリー。ちなみに日替わりマリアローザのTモバイルは、今日のレースにはあまり興味のない様子。。。

やがて超級山岳の上りにかかると、逃げの集団からランプレのブルセギンがアタック。これはステージ優勝狙いなんかじゃなくて(だいたい平地でさんざん逃げて脚使っておいて、さらにこんな麓からアタックして超級の山頂まで逃げられる訳ないし)、たぶん?クネゴのためのアシスト。おかげでリクイガス=サニュエルのアシストたちはさらに脚を使わされるはめに。

ブルセギンが吸収される頃にはメーン集団には有力エース級がアシスト無しで(いわゆる裸で)残っている状態。ここで最後の集団を引いたのが、CSCのサストレ。バッソ、極めて有利な展開。この時点で残っているのが、バッソ、ディルーカ、シモーニ、サヴォルデッリ、クネゴ、ピエポリなどなど。まさに今年の主役たち。ピエポリがいるシモーニと、サストレが引くバッソ以外はアシスト無し。エース同士の直接対決の始まりだ。山岳ステージのクライマックスが、始まる。

で、マリアローザのTモバイル、ウルリッヒはとっくに脱落していて、ゴンチャールも遅れ始める。そして今度は先頭集団後方に付けていたサヴォルデッリもギアが無くなり、前の選手との間隔が徐々に広がり、離れて行く。選手にとっては悪夢のような瞬間だろう。そしてなんと地元ディルーカのチェーンも一番大きなスプロケットにかかっていて、もうこれ以上軽いギアは無い状態。徐々に千切られて行く総合優勝候補たち。それでも先頭でペースを保って引くサストレ。

そのとき、遅れていたルハノが軽いギアをくるくる回して集団に追いつき、追い越して行く。アタックというより、回転に余裕があったからそのまま行ってみましたという感じ。で、すぐ失速、サストレ集団が追いつく、と、集団横からクネゴがダンシングで飛び出す。これはほんとのアタック。教科書のようなカウンターアタックだ。バッソがサストレを追い越して前に出る。クネゴはシッティングに切り替えて、でもペースを保つ。逃げ切れるか。追うバッソ。集団からは誰も追っ手が出ない。シモーニ、動けない。ピエポリが引き上げようとするが、シモーニ動けない。バッソとクネゴ並走。バッソが前に出る。クネゴ、ペースが上がらない。バッソ、前へ、前へ、そのまま前へ。徐々に間隔が広がるバッソとクネゴ。クネゴ、追えない。だれもバッソを追えない。バッソ振り返る。誰もついてこない。
このとき、彼にはジロ総合優勝、そしてもしかして、ダブルツール獲得が、微かに見えたのかもしれない。

アタックらしいアタックをしないで勝ってしまったバッソ。
終わってみれば、2位クネゴに30秒差、ピエポリとシモーニに1分15秒差、ディルーカに1分32秒差、サヴォルデッリに2分20秒差、、、

総合でも、
2 Gutierrez (Spa) Phonak 1.34
3 Cunego (Ita) Lampre 1.48
4 Savoldelli (Ita) Discovery 2.35
5 Gonchar (Ukr) T-Mobile 2.43
6 Di Luca (Ita) Liquigas 2.48
7 Simoni (Ita) Saunier Duval 3.20

このあともバッソ得意の個人TTがあるし、後半の山岳ステージまでにこの総合タイム差は、もっと広がっているかもしれない。エース級の脚を見るという以上にこのステージ、前中盤戦の方向を決定づけるステージになったのかもしれない。

投稿者 jinx : 2:31 AM | コメント (4) | トラックバック | *

May 13, 2006

東京タワー

明日は母の日、、、

手元にカーネーションの写真が無ないからエントリーも無し、、、と思っていたら、数年前のクリスマスの時期に撮った東京タワーの写真があった事を想い出した。

東京タワーとクリスマス、、、どうしてこれが母の日に関係があるのか、もそうだけど、そもそもカーネーションと母の日の関係も、、、きっと、いつか誰かが始めた事なのだろう。この時期に大量に花屋の店頭に並ぶカーネーション。その品種にも知的所有権があって、中国がロイヤリティを払わないで栽培したカーネーションが大量に日本の店頭に出回って、という新聞記事もあった。花には自分に特許料があるなんて、分からないだろうけどね。もちろん、その花を買う人にも。

カーネーションでも、東京タワー(?)でも、なんでもいい、せっかくきっかけを与えてもらえるんだから、贈りましょう、大切な人への感謝の気持ちを。


ありがとう。


東京タワーなので、鉄骨ピープルにTBですかね(笑)


投稿者 jinx : 3:59 PM | コメント (4) | トラックバック | *

May 12, 2006

マンホール横丁

この道、色々な遊びが考えられますね。あなたなら、、、?

まっすぐに通り抜ける自信が、ありません。

でもなんでこんなにたくさんあるんだろう?
マンホマニアが集まる路地でしょうか?
謎は深まります、、、

久しぶりに、マンホール・ピープルにTBです。



私のささやかなマンホールコレクションは、--> こちら
(マンホール以外もありますが。。。)

投稿者 jinx : 5:22 PM | コメント (9) | トラックバック | *

May 10, 2006

雨と石畳と城塞


PENTAX Optio 330

ジロデイタリア、ベルギーラウンドがついさっき終了しました。。。

今日は基本的に平坦ステージ、ゴール前もほとんど直線で、本当ならミルラムトレインが”王様”を発射して、、、だったのですが、昨日のベルギーの雨が王様をフィジカルにもメンタルにも傷つけてしまいましたね。おかげで今日の快晴の平坦ステージは、退屈な市民サイクリング大会の様でした。マリアローザのシューマッハがスパ・フランコルシャン(フランコルシャン温泉! ですね)を走る、というマニアックな見所もあった訳ですが、まぁ、だからどうしたと、はい、ごめんなさい。

そういえば昨年のツールも前半のステージ、パリ〜ルーベのパーヴェ区間でマヨが実質リタイアさせられましたからねぇ。グランツールに組み込まれた北のクラシック、ちょっと悪戯ですね。まぁ、それが狙い、面白さなんでしょうが、これでほとんど唯一のライバルもいなくなって楽勝ムードのマキュアンですが、彼も前半の穫れそうなステージが終わったらさっさと帰ってしまうんでしょうし、後半のサディスティックな山登り大会までは、こんなものかと。。。

まぁ、そんな中で、明日の休日を挟んだチームTTは、前半戦で総合タイム差をつけるチャンスですから、面白いでしょうね。歳はとってるけど機械仕掛けのようなランスのチームTTを支えて来たディスカバリーの面々、昨年のツールでのチームTTの雪辱に燃えるCSC、でも、意外にTモバイルが頑張っちゃってウルリッヒ(本当に彼はジロを走っているのか!?  笑)が一躍総合争いになんて事だけは絶対ないんでしょうね。

となると、ここまでのベルギーラウンド、やはり昨日の第三ステージがそれなりに面白かったですねぇ。
J Sportsのライブ映像も、ほとんどレース中継がないという倒錯した状態で、私も久しぶりにcnのテキストライブを体験しながら、パリ〜ルーベで折れたヒンカピーのステアリングコラムはアルミ製だったのねなどなどお宝映像の発掘にいそしんでいたのでありました。(ステアリングコラムは折れちゃいけませんよね。F1ネタついでに、サンマリノのパラボリカで折れたウイリアムスのステアリングを思い出してしまいました。。。 合掌)

さて、筆者の倒錯も今夜は収拾がつかなくなって参りましたので(まぁ、ベルギービールで酔ってるんだな、つまり)、今夜はこのくらいで許してやろう、じゃない、このぐらいにいたしとう存じます。

では、またイタリアでお会いいたしましょう。


(あ、写真の話をしなかった。。。 まぁ、これも次回、、、)

投稿者 jinx : 1:08 AM | コメント (2) | トラックバック | *

May 6, 2006

Giro d'Italia 2006


PENTAX Optio 330

今年も、イタリアに夏が来ますね (^^)

それも、例年より少しだけ早く。
J Sportsがなんとライブ(エライ!)で放送をしてくれるおかげで、日本でジロが同時体験出来るんですねぇ。
フランドルやパリ〜ルーベがライブで見られるだけでも信じられないのに、今度はついにジロまで。
かつてはF1、つい最近でもセリエAやリーガエスパニューラ、それにチャンピオンズリーグをライブで見られる時代が来るなんて、想像出来ない時代もあった訳ですが(いや、ホントですよ)、やはり長生きはしてみるものですねぇ。

さて、今年のジロ、なんとベルギーでスタートして、序盤の数ステージはベルギー国内をぐるぐる走り回るんですねぇ。楽しいですねぇ。今年は有力選手が北のクラシックにたくさん出ていたのも、このジロのコース設定が影響しているんでしょうか? たしかに、リエージュ〜バストーニュは面白かったですよねぇ。ゴール直前の逃げの集団に入っていたあの豪華な顔ぶれ、アタック合戦、そしてなんとバルベルデ(スペイン人ですよ!)の優勝。あれが今度はジロでたっぷり堪能出来るんでしょうねぇ。贅沢ですねぇ。
そのバルベルデは多分ツールに専念するんでしょうか、ジロのスタートリストに名前はありません。前半絶好調のボーネンもそうですね。グランツールもクラシックも走ってしまう若い彼らは、これからが楽しみですね。

さて、いよいよあと数分でスタートする今年のジロですが、とにかく有力選手だらけなので困ってしまいますが、注目はやはりディスカバリーですね。昨年はほとんどアシスト無しでマイペースで走り切ってしまった印象のディフェンディング・チャンピオン サヴォルデッリですが、今年はなんとベルトラン、エキモフ、ルビエラと、ランスの鉄壁のアシスト陣が一緒に走ります。登りほどほど、下り最高級の彼にとってこのアシスト体制はかなり強力ですねぇ。

イタリア人では他にランプレのエースとして走るクネゴ、ツールも狙うCSCのバッソ、サウニエルデュバルに移籍したシモーニ、今年は本気で総合をとりにくるディルーカ、そして特にベルギーステージでの暴れっぷりに期待のベッティーニ、ミルラム・トレインを見せてくれペタッキ、、、ああ、なんと贅沢な顔ぶれなんでしょうか。

ディスカバリーのスタートリストにチームの本気度を感じましたが、他のチームのメンバーの顔ぶれも凄いですねぇ。
特にバッソのCSC。サストレ、セレンセン、ジュリック、フォイクト、ロンバルディ、グストフって、これ、チームTTでランスを破る、はたまたゴール前でミルラム・トレインを粉砕する、なんて事も出来そうな超豪華ラインナップです。他にもエウスカルテルにマヨがいたり(あのマヨですよねぇ?)、ラボバンクにはラスムッセンがいますよ、セッレイタリアからは小パンターニのルハノが来てるし、ダヴィタモン・ロットにはマキュアン、そしてそして、Tモバイルのウルリッヒですねぇ。今日のTVに映る彼の身体の締まり具合(締まらなさ具合?)についてのコメントが、今夜のネットを駆け巡るんでしょうねぇ (^^;

ウルリッヒのコンディションと、彼がどこまで本気でジロを走るかはとても興味深いですが(本人もそうだったりして。。。)、Tモバイルには他にも注目選手が、そう、マイケル・ロジャースです。もともとTTスペシャリストの彼ですが、昨年のツール・ド・スイスでステージレースもこなせるオールラウンダーの可能性を見せてくれた彼、もちろん彼も今回のジロをどう位置づけて走るのかは分かりませんが、彼が将来のジロやツールのタイトルを狙える可能性のある若手の一人である事は、間違いないと思います。

まぁ、感想はこれぐらいにして、まもなくスタートする”リアル”を、イタリア時間と同時に楽しませてもらいましょうか!




投稿者 jinx : 11:30 PM | コメント (2) | トラックバック | *

May 5, 2006

花色


PENTAX istDS / SMC Takumar 1:4/50

これも、躑躅、、、

根津神社散策の続きです。

ツツジというと、どれも決まった色形を想像してしまいますが(その意味ではつまらない、平凡な花の印象ですよね)、さすがにあれだけのツツジが植えられている根津神社です、中には変わった種類もありました。

この薄紫の繊細な花もその一つ、わぁ、初めて見るなぁ、と思いながら写真に撮りましたが、翌日近所の家の庭先に同じものを発見 (^^;
実は、平凡と思い込んでいる身近な光景にも、まだまだ発見があるのかもしれませんね。



投稿者 jinx : 10:13 AM | トラックバック | *

May 3, 2006

サンスクリーンの季節

タイトルと写真があっていませんが、まぁ、今日の記録という事で、、、(^^;


いいお天気ですね、皆さんいかがお過ごしですか?

私はおかげさまで午前中気持ちよく多摩川を走って参りました。
外国人のローディに声かけられて挨拶したり、とにかくいつもよりもたくさんロードバイクが走っていて、楽しかったですよ。
みんな遠くまでいくんだろうなぁ。。。

私は最近休日の午前中だけ走って午後は別な事をするというパターンが多いですね。
一日中自転車と過ごせると楽しいのですが、まぁ、そんな日もいつかまたやってくるでしょう (^^)v

ゴールデンウイークという事で、多摩サイもたくさんの人が出ています。
とくに、今日から三日間は「東京国際スリーデーマーチ」というイベントのコースになっていて、自転車で走られる方は要注意ですよ。大きな大会ですから参加者も多いですし、普段歩き馴れていない(?)方も多いと思います。自転車に乗っている方は、歩行者を思い遣る、いたわる、守る気持ちで接しましょう。

実際今日の帰り道、多摩川原橋のスロープを下ったところで、ローディと歩行者の接触事故がありました。
私が通過した時は、歩行者の方はまだ道路に寝たままで、でも意識があったのと、自転車側もお仲間が何人かいらしたのでそのまま現場を失礼させていただきましたが、、、気をつけましょうね。ウオーカーもご自分の脚で多摩川を楽しんでいらっしゃるのですから、自転車側はその邪魔をしないようにしましょう。
あまり混雑している場合、スピードを出したい場合は、下道を走りましょう。GW期間中は、要注意ですよ。

多摩サイは、サイクリングコース、という名前がついていますが、あくまで歩行者優先の歩道です。ウオーカーを初め、歩いている人が優先です。このあたり、サイクリングコースだから自転車優先だ! みたいな勘違いもあるようですが、今の日本には”自転車専用優先道路”はまずありませんので、気をつけましょうね。

さて、今日出かける前、クリートを交換しました。
前回の交換が昨年の一月ですから、約一年四ヶ月も持ったのですねぇ。週一ライダーとしては、こんなものでしょうか、、、 (^^)
前回は走っていてくリートが外れる-->慌てて自転車屋に駆け込む、というパターンでしたが、今時ロードのクリートを売っている店なんてそうありません。今回はあらかじめ買っておいたストックに、換えたんですけど、まぁいつ外れてもおかしくないくらいヘタってますので、もうちょっと早めに交換した方がいいかもですねぇ。

クリートはメイン写真に写っているレンチ一本で交換出来るんですが、その位置はとっても微妙です。
自転車の場合、サドルの位置、高さ、角度など、脚の回転に関連する部分のポジションは、とても重要です。ポジションが悪いと膝や脚の故障の原因になりますし、効率よく運動エネルギーを伝えられませんし、、、
ペダルに固定されるクリートの位置も、とってもデリケートです。それこそ、ミリ単位で狂うと、気持ちが悪いものです。脚が変な角度で、変な位置に出てしまい、足裏の変な位置にストレスがかかって、、、多分、クリートのベストポジションは、その人にとって一カ所しかないんじゃないのでしょうか。

で、クリート交換の時は位置がずれたら嫌だなぁとかおもうんですけど、私の場合、ご覧のように靴が汚いので安心です (^^) クリートを外した後も、うっすら残る汚れの痕にあわせて新しいクリートを付ければいいんですね (^^)v

あと、クリート裏面にも小さな突起があって、これが靴裏に印をつけてくれるようですね。

パッチン、パッチンと、新品クリートのしっかりハマり感を楽しんだ、一日でした。


追伸: 靴裏を見ていて気がつきましたが、かかとのパーツも減っていますねぇ。これ、ネジ止めされているので交換出来るようです。走るついでに久々に立川の”なるしま”でもいくかぁ、と思ったんですけど、今日は水曜なんですね。水木定休の、なるしまフレンドでした m(_ _)m

~ 完 ~

投稿者 jinx : 1:29 PM | コメント (2) | トラックバック | *