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June 29, 2006
2016東京オリンピック 自転車ロードレースコース

これは前代未聞のレースになりそうです、、、 (^^;
誘致合戦が始まっている2016年オリンピックですが、既存施設を使った都心集中のコンパクトな大会をセールスポイントにしている東京都が、競技会場案を発表しました。
都民にはお馴染みの会場でオリンピックが開かれるのはとても興味深いですが、やはり東京自転車生活的な関心は、自転車競技の会場、というかコースですね。オリンピックの自転車競技といえば、アテネの個人ロード金のベッティーニが今も自転車やヘルメットを金色にしているように、とてもステイタスが高いタイトルです。サッカー等と違いプロも出場出来ますし、世界選手権やプロツアータイトル、グランツール優勝に比べても遜色のないタイトルですから、ほとんどのトッププロが出場するレースになると思います。また、世界選手権のコースを事前にグランツールが組み込む例があるように、オリンピック開催が決まったら同じコースを使って世界選手権や、それこそツール・ド・フランスのスタート地点に選ばれる!!! なんてことになるかもしれません。
いやぁ、これって、日本在住自転車bloggerにとっては、凄い重要ですよね。
ちなみに、他のオリンピック自転車競技ですが、トラックは東京ドーム、これは後楽園競輪の施設を使うんですね。で、マウンテンバイクとクロスカントリーは、中央防波堤外側埋立地。ここは東京湾の最後の埋め立て地と呼ばれている、ゴミ捨て場ですね。ここに、”海の森”という森林公園を作る計画があるようで、そこで開催しようという事ですね。クロスカントリーの大会が開ける海の上の森林公園って、ちょっと興味深いですね。キャンプとか出来ると、楽しそうですね。人口の山とか作って、対岸のディズニーシーに対抗してみるのもいいかもしれません。
さて、最大の関心、ロードレースですが、オリンピックのロードレース競技は、マスドスタートのワンデーレースと、個人TTの二つがあり、それぞれにメダルが与えられます。この辺は、世界選手権や各国ナショナルチャンピオン・レースと同じですね。アテネの場合、ロードはアテネ市内を中心とした224.4キロのコースで争われ、ベッティーニが5時間41分44秒で優勝しています。TTはハミルトンでしたけど、これ例のドーピング問題でその後何かあったんでしたっけ?
さて、東京都内を5時間以上かけて224.4キロも走るロードレースが行われる(TTも50キロ以上になるでしょうね)、しかも世界のトッププロが参加して真剣勝負で、もうこれだけで興奮して来ませんか? それだけのコースを、これだけのメンバーのために、しかも都内集中という事でレイアウトするとしたら、東京在住の自転車乗りだったら考えるのは奥多摩、風張峠ですねぇ。スタート地点を都心にしても、224キロもあったら東京大周回風張峠越えコースならそれでも二週ぐらい出来てしまうかもしれません。やはり柳沢峠まで脚を伸ばして、帰りは笹子峠を越えて帰って来ましょうか? それでも帰路の平坦が長いので、最後は集団ゴールになっちゃうんでしょうかねぇ。スプリント系の選手が金メダルでしょうか? もうちょっと、テクニカルにして、面白いレースを期待したいですけどね。
まちがっても、大井埠頭周回、とかは避けたいなぁ。。。
などなど妄想しながら東京都のホームページを見ると、おおお、「皇居外苑(都心周回コース)」、、、な、なんですか、これは? ファミリーサイクリング大会? 皇居のまわりを回るだけ? 250キロちかく? 何周するの? 皇居一周が約5kmだから、、、45週、、、、orz
バターになる以前に、先頭とグルペットが入り乱れた、というか5kmの長さの集団がメリーゴーランドのようにぐるぐる回る、ロードのチーム戦略を全く否定した、もの凄いものになりそうですねぇ。
なんで、日本の自転車レースはいつもクリテリウムになっちゃうんでしょうか? スポーツとしての自転車への理解の浅さとクルマ優先の道路事情、生活文化としての貧しさが、現れていますねぇ。今時、ツールド能登や、ことしから始まるツール・ド千葉のようなサイクリング大会でも、もっとましなレイアウトしてますよねぇ。まぁ、周回レース、現地観戦は楽だけど、走る方はつまらないだろうなぁ。しかも皇居のまわりって、、、マラソンじゃないんだから、、、、
募集が開始された東京マラソン2007のコースで、マラソンの前に自転車ロードレースをやってほしいと密かに願っている私としては、ちょっとがっかりな発表でありました。
三多摩でオリンピックをやれ! と仰っている首長さんたちも、ご自身の自治体でのスポーツ競技、それこそ自転車ロードレースとかサイクリング大会、できればセンチュリーランやグランフォンドなんかを企画していただいて市民を巻き込んで声を上げていただくと、盛り上がるのでは? とおもいますが、いかがでしょう?
東京中を走り回るロードレース、見たいなぁ、、、(^^)v
June 23, 2006
日本人の弱さ

ブラジル戦、日本代表、中田の引退、、、などなどで想った事。。。
勝てるとは思っていなかったけど、でも、もしかして、、、そんな想いを抱きながら、今日の早朝テレビの前で声援をされた方も多いのではないでしょうか。前半早々1点を先取した瞬間は、サッカーの神が私たちを祝福してくれている、そんな幸せな想いに包まれましたねぇ (^^)
でも、前半終了間際の大切な場面で同点に追いつかれ、前半飛ばした反動で選手の脚が止まってしまった後半は、ブラジル控え選手の練習を見ているようでした。今ひとつ調子の出なかったロナウドをノせてあげたり、決勝トーナメントに進むブラジルにとっていいスパーリング相手といった感じでしたね。
今頃学校や職場やメディアやネットではタラレバのオンパレードと思いますが、仕方ないですよね。私も、トップの3人は初めから前半のみ45分フル回転モードで後半は別の3人にそっくり入れ替える、ぐらいのシナリオで初めから臨んでほしかったと思いますが、すべては後の祭り、宴の後、強者どもが夢の後。
さすがに誰も日本がブラジルやアルゼンチンやイングランドやイタリア、スペイン、ポルトガルなどの”強国”と同列とは思っていなかったでしょうけど、今日私たちが共有している脱力感は、多分、私たちの国の代表チームは、決勝トーナメントにいかれるかいかれないかのボーダーライン上にいるグループ、それこそクロアチアやオーストラリア、韓国よりも劣るのかもしれない、ということなのかも知れません。
戦前、根拠無くなぜか軽く勝てると考えられていたオーストラリア、たしかに今までのワールドカップ予選等ではオセアニアは中途半端な位置づけで、アジアだったり、南米だったり、勝ってもプレーオフに回されたりで、そんな事もあって国の実力も中途半端なイメージでしたが、オーストラリアという国はシドニーオリンピックをきっかけに国策としてアスリートを支援、養成しているんですよね。私が好きな自転車ロードレースでも、オーストラリアの選手はたくさん活躍しています。
自転車の場合、まず、オリンピックと世界選手権のトラック競技に照準を絞って若手を養成しているんですね。で、国際的なレースで国の代表として活躍してユースの23才を過ぎる頃には上位選手はヨーロッパのプロチームと契約します。トラック上がりという事で、オーストラリアのロード選手は、スプリンターが多いですね。この辺、オーストラリア自転車協会の強化戦略が見事に徹底されていて、素晴らしいと思います。弱い国が強くなるには、投資すべきポイントを決めて、そこに集中して、才能ある若手を継続して育てていく、そんなビジョンが必要ですよね。
今回の日本代表に、次回大会の主力になる世代が抜擢されなかったのも、とても残念です。中田や小野がそうであったように、ユースやオリンピックでの活躍が認められて同世代の代表選手がワールドカップのベンチを体験する、それが同じ世代の他の選手たちをいかに勇気づける事か。
そして、それらの若手に国際レベルの実戦を体験させる環境。
オーストラリアは英語圏ですし、日本と同じ太平洋にありながらアルゼンチンやポルトガル、他の中南米アフリカ諸国のように旧宗主国イギリスのプレミアリーグにいくというルートで、地理上の不利も克服出来ます。戦後アメリカ文化が大量に入って来て、野球が普及して、今になってメジャーリーグへのルートが開けたように、サッカーも、ヨーロッパのクラブリーグへのルートをどう確保するかが、国策として重要じゃないかと思います。
日本の代表選手がボールを受ける時のトラップの甘さ。トラップしたボールが相手へのダイレクトパスになっているシーンを何度見た事か。日本ではオッケーの距離でも、世界レベルでは通用しない感覚は、実戦で、身体で覚えるしかないんだと思います。そして、ペナルティエリアでダイレクトプレーが出来ない弱さ。いちいち足元にボールを止めている間に、相手に詰められてしまっていましたね。前線で裏を取る動きがないから、横パスばかり出している中盤。そこをつかれてカウンター。これも、世界レベルでの経験がない弱さです。世界を知っているからこそ言えるコメント、ドーハで三浦カズが語った「これが世界と日本の差です」。それ以降、中田や、他の世界を知っている選手たちが何度となく語ったその感想が、今回も繰り返された訳です。それは、選手にとっても、とても悔しい事だと思います。
コロンビア・セ・レ・イタリアという、コロンビア政府がサポートするプロ自転車チームがヨーロッパにあります。カザフスタン・チャンピオンを支援するため、カザフ政府はメインスポンサーを失ったスペインの名門自転車チームのスポンサーに乗り出すようです。日本選手が多く活躍するシアトルマリナーズの株主は任天堂ですね。ブリジストンやシマノは、自身のプロ自転車チームの拠点をヨーロッパに移してツールを目指しています。
ワールドカップや日本代表を支援している日本企業も、ぜひ、イタリアやスペインのクラブチームへの資本参加、日本代表拠点の海外移動、日本代表チームのヨーロッパや南米カップへの参加、日本で興行的に外国クラブ選手権を見せるのでなく、ぜひ、日本の若手育成を支援するための協力体制を、国と企業のレベルで考えられたら、それを日本のサッカー協会が考えられたら、ピンハネ型放映権・広告収入モデルではなく、選手強化型の支援協賛方法を広告代理店がサポート出来たら(ガンバレなんとかみたいな失敗ピンハネモデルでなくですよ)、、、、と、つらつら想いつつ、長文を書きなぐる今日でした。
さて、ワールドカップ、今までは単なる予選! これからが、カップを争うのに値する国々の威信をかけた、本当の戦いが始まりますね。(と、言っている間に、あの、ツール・ド・フランスも始まろうとしている。。。)
楽しみは、尽きません (^^)v
June 21, 2006
自転車レストア計画

実は、密かに進行しているプランがあり、、、
ミッレ・ミリアというイベントがありますね。
最近は日本でも行われるようになりましたが、もとはイタリアのクラシックカー好きが集まって始めた公道レースです。交通法規を守りながらのタイムトライアルですが、レースそのものが目的ではなく、往年の名車を手間暇かけて蘇らせて長距離を完走しようと言う、大人の遊びですね。
有名なモンテカルロラリーにも、ヒストリックカーレース、というのがあります。かつてモンテカルロで優勝したアルピーヌ・ルノーの実車が出場したりするんですね。その背景には、そんな名車を所有し、維持し、走らせてしまうという文化がある訳です。
話は飛びますが、自動車というのは現代の製造業の頂点にある産業で、その傘下には様々な工業技術が集積しています。わかりやすく言うと、様々な技を持った職人、工房が無数に存在し、その頂点に自動車産業があるんですね。で、その自動車産業の基礎を作り、20世紀に飛躍させたのが、2つの大戦だったりします。自動車産業の元は対戦中の軍事産業メーカー、とくに戦後その製造を禁止させられた敗戦国の航空機メーカーや技術者、下請けの工房が多かったりします。
たとえば、ドイツの主力戦闘機メッサーシュミットBf109にはダイムラー・ベンツのエンジンが載っていましたし、フォッケウルフにはBMWが搭載されていました。ライバルのRAFスーパーマリン・スピットファイアはロールスロイスですね。日本の零戦はご存知の三菱です。フィアットや日本の自動車メーカー各社も、多くの優秀な技術者を航空機産業から招き入れました。日本の自動車産業が育った駿河、三河地方には有力な航空機メーカーがあったのも、偶然ではない訳です。
空気抵抗を無くし、出来るだけ軽く、早く、遠くまで移動する、そのための技術、デザインは、レーシング・カーの要件と共通しています。我々を興奮させる車にはサーキットからのフィードバックがあるように、車そのものにも、かつて空で戦った遺伝子が残されているのです。
今、優秀な自転車メーカーが自動車メーカーと技術を共用している、たとえば、コルナゴのカーボンファイバーはフェラーリと共同開発している、なんてのも偶然ではありません。航空機の経験、テクノロジーが自動車産業に応用出来るように、優れた自動車テクノロジーは自転車産業にも波及しているのです。
イタリアの小さな工房がフェラーリF1エンジンのパーツを作り、ジロ・デ・イタリア出場レーシング・バイクのためのスペシャル・イクイップメントを請け負う、そんなことが日常的に行われている訳です。
軽く、強く、早く、遠くへ。
それは、私たちに共通した衝動であり、人類が失う事の無い進化への原動力です。
私が航空機に憧れ、F1レーサーに憧れ、ロードレーサーに憧れるのは、共通した想いからです。
世界中に、同じ想いに取り憑かれた男たちがたくさんいます。
対戦中の戦闘機のレストアが盛んなカリフォルニアでは、スミソニアン博物館入りしそうなレストア機をセレブたちが自家用機代わりに乗るのが流行っています。たとえば、トム・クルーズの愛機は、名機P-51Dですね (^^)
かつてモナコグランプリを走ったF1マシンもレストアされて、いつでも走れる状態でイタリアやフランスのお金持ちのお城のガレージで待機しています。
そして、ロードレーサーも。
私はハリウッド・セレブでも、ヨーロッパ貴族でもありませんが、かつてのツールやジロを走ったレーシングマシンのレストアぐらいなら、お小遣いを我慢すればなんとかなるかも、、、
こうして、大人の趣味が始まる訳です。
写真は、かつてのロードレーサーのヘッドパーツ。
強度を維持するために、一本のアルミの固まりから削りだされたパーツです。
カップ・アンド・コーンと呼ばれる、パーツの締め付け具合でベアリングのあたりを調整する、とても人間的な、アナログな部品です。人間の皮膚感覚が生きていた時代の、レーシングパーツです。
さて、私の計画、このあたりから始めましょうか、、、 (^^)
June 18, 2006
ガンバレ、日本!

皆様、応援の準備はよろしいですか ?
いよいよですね、クロアチア戦 (^^)
日本中で、その時に備えて、スタジアムや、スポーツカフェや、お店や、とにかくテレビが写る場所に、人々が移動しているんでしょうねぇ。
願いは、とにかく勝つ事、どんなカタチでもいいから、、、
でもね、出来れば尊敬されて勝ちたいですね。
なぜなら、世界が見ているのだから。。。
国を代表して戦うのが、ワールドカップ。
日頃クラブチームでプロとして様々なタイトル争いをしている彼らが、四年に一度だけ、その出身国に分かれて、国の名誉のために戦うのが、このワールドカップです。
日本だと、Jリーグの上に代表があって、みたいな感覚がありますが、たとえばプロ野球選手が出身地区別に別れて戦う東西対抗とか、を例にとると、わかりやすいかもしれません(例としてあまりにも極小的だけどね 笑)。
日本-オーストラリア戦の一点目は、サッカーファンとしてちょっと恥ずかしい一点で、できれば日本代表にはブーイングを吹き飛ばすような決定的な追加点でゲームを決めてほしかったですね。な〜んて事を期待するには、日本の実力がまだまだであることを、あのゲームのその後の展開で世界がすぐ知る事になった訳ですが、、、今日のクロアチア戦、日本サッカーのレベルを、もしかしたら代表選手を育んだ日本社会と日本人の国際的なポジションを世界が知る上で、とても大切な一戦なのかも知れません。
サッカー強国とは言えないアメリカの、昨日のイタリア戦の特に前半のような、全員がとにかく勝ち点3をあげるんだと言う気迫を、我が日本代表チームにも是非見せてもらいたいものです。対戦相手のクロアチアが同じく勝ち点0なだけに、ここはどちらのメンタルが相手を上回るかという、民族同士の”強さ”の勝負なのかもしれません。
さて、国際的なポジションと言う意味では、ここまでの順当な予選リーグで、参加国のレベルがかなり見えて来ましたね。とくに、ワールドカップを争うのに値するチーム数は、やはり決勝トーナメントに進出する16チームか、それより少ない数に絞られるのかなぁと思います。そして、ワールドカップのもう一つの楽しみ、今現在のサッカースタイルという点ですが、、、やはり、高度な組織を背景にした最後の個人技、という事かなぁと思いますね。
予選リーグを通じて私を楽しませてくれた国々、アルゼンチン、ポルトガル、スペイン、オランダ、、、彼らに共通しているのは、強固に敵を跳ね返す最終ラインとボランチ、高い位置でボールを奪って素早く前線にフィードする中盤、駆け上がるウイング、強烈なミドルシュートも放つ二列目、球を持っている選手を基点に柔軟に作られる三角形、そんな近代サッカーの基本中の基本、つまり組織プレーが高いレベルで機能しているという事、そしてそんな洗練された組織の前線に、ドリプルやワンタッチでボールをキープ出来る、常にチャンスをうかがって、一瞬で局面を変えることができる選手がいるという事ですね。
特に目立つのが、まだ若く、そして美しいプレーを見せてくれる選手たち。
昨日のクリスティアノ・ロナルド、オランダのロッベン、アルゼンチンのメッシ、、、とくに選手層が厚く、個人技のレベルが高いアルゼンチンは、見ていて本当に楽しいですね。交代で出てくる選手も、まだ出ていない選手も、ほとんどの選手がクリエイティブでモチベーションが高く、私たちを飽きさせません。そして、スタンドで熱狂するマラドーナ 笑
実力的にはアルゼンチン以上なブラジルは、ちょっとゲームメイクに余裕が感じられて、多分決勝戦までのペース配分を考えているのかもしれませんが、やや物足りない感じですねぇ。
リードしても守りに入らず攻撃し続けるサッカー。攻撃こそ最大の防御、ボールを奪いゴール前に殺到するチーム戦術、クリエイティブな攻撃陣、美しく勝つ事、世界から尊敬を得る事、それを最も華麗に成し遂げたただ一つのチームだけが、ワールドカップを抱く事に値するのです。
日本代表選手殿、今夜は、美しいサッカーを見せてくれ!!
June 14, 2006
ファンタジア FIFA World Cup 2006

サッカーで見たかった夢の一つ、、、攻撃的なイタリア、、、
カテナチオ。
ゴールに鍵をかけて守りきる、それが伝統的なイタリアサッカーのスタイルだった。
省エネサッカーとか、手抜きとか、見ててつまんねぇとか言われても、1点差で勝つ事、時には0-0の引き分けでも負けるよりはマシ、と言わんばかりのスタイルに徹するのが、イタリアサッカーの美学でもあった。
なにしろ、ゴール前を固めて、点をとりに行かないのである。
典型的だったのが、ワールドカップ アメリカ大会。ほとんどゲームに勝たないで、引き分けやPK戦を積み上げてなんと決勝まで来てしまった。相手はロマーリオとベベト擁するブラジル。超攻撃的チームである。
そんなブラジルにも相変わらずカテナチオ。
結局狙い通り(?)PK戦に持ち込んで、、、
ところが、いくらゴール前を固めると言っても、さすがにセンターフォワードは一人敵陣に張り付いている。イタリアの唯一の得点パターンが、このセンターフォワードへのカウンターパス一発攻撃だからだ。で、ワールドカップを決勝まで勝ち抜いたフォワードのバッジオ。前線に張り付いてあまり動かない彼だがさすがに脚に来ていた。
PK戦で彼の順番、あとは皆さんご存知の通り、披露の溜まった彼の脚が蹴りだしたボールは大きく枠の外にはずれ、、、
自転車や、車や、イタ飯や世界遺産でイタリア贔屓の私も、イタリア代表のサッカーだけはどうにもついて行けなかった。
見ていて、つまらないのである。
アズーリのジャージや、男前の選手は確かにかっこいい、だけどねぇ、サッカーがつまらない。
別に攻撃が下手な訳じゃない。時折見せる切れ味のいいカウンターは、世界トップクラス。たまに点差が開いた時に点をとりに行くイタリア代表のサッカーの美しさと言ったら、ああ、お願いだからこれを90分、いやせめて前半45分だけでも続けてほしい、それが私のサッカーで是非見たかった夢の一つだった。
そして、、、
時は流れて2006年、ドイツワールドカップ。
これから予選リーグ、決勝トーナメントと戦うイタリアにとっての初戦。
そのゲームでなんと、私は90分間攻め続けるイタリア代表を見る事になり、、、、
ああ、なんと言う幸せ、なんという美しいサッカー、、、
縦へ短い手数で攻め上がるシンプルで力強い動き、シュートの打ち合い、コーナーキックの嵐、点差にとらわれないスタイル、前へ、攻め続ける、それがサッカー、、、
こんなイタリア代表が毎試合見られるなら、ああ、私はイタリア人になりたい!
同じブルーのユニフォームを着た代表を持つ国の一人として、美しいサッカーを愛する一人として、私は心から幸せな90分感を体験させていただきました。
フォルツァ、アズーリ!
June 13, 2006
カミサマ…。 FIFA World Cup 2006
June 11, 2006
オールドファッション FIFA World Cup 2006

リケルメとサビオラのバルサが、好きでした、、、
勝てなかったけどね。
リケルメも、”司令塔”という、現在のサッカーからはちょっと古いスタイルが、たぶん”興行的(?)”にも嫌われたんでしょうか、バルサでの日々を、ほとんどピッチに立たないまま無為に過ごしていましたね。それでも、僅かなチャンスを必死に自分のものにしようとする彼の姿、好きでしたねぇ。
対照的だったのが、アイマール。
赤い悪魔と言われて、バルサ低迷期のリーガで、暴れ回っていました。状況判断で時には自分で持ち込む、そんな明快さが支持されるのが、現代の司令塔、たとえばアイマールであり、トッティであり、ネドベドであり、そして、バルサ黄金期を再び築いた、ロナウジーニョなのでしょうねぇ。ポジションを固定せず、プレースタイルに固執せず、ピッチを縦横無尽に走り回る、それが現代のスターに求められた時、典型的な司令塔のリケルメや、司令塔からのスルーやクロス、ワンツーに機敏に反応するのが信条のサビオラには、ちょっと辛い時代が来ているのかもしれません。
そんな、ちょっぴり古いスタイルのアルゼンチンですが、昨日は個人技に卓越したコートジボアールを相手に、いい試合をしましたねぇ。鋼のバネのように強靭な肉体のコートジボアール、特に前半の高い位置からの鮮やかなプレスと飛ぶように早い縦への突進、素晴らしかったですねぇ。チェルシーの豪華センターフォワード対決も、見応えがありました。ゲーム内容も素晴らしかったですね。システマティックに攻めるアルゼンチンと、コートジボアールのカウンター。2点取ってフォワード二人を引っ込めるアルゼンチン。個人技でゴールをこじ開けようとするドログバ。老練な大国らしく、時間を有効に使うアルゼンチン。
最後は時間稼ぎのためだけにリケルメをアイマールに交代する皮肉。
ロスタイム残り一分で登場する赤い悪魔。
なんという試合、でも、これがサッカー。
まだ始まったばかりですが、今日までのベストゲームと言える試合だったかな、と思います。
さて、ライブではいよいよオランダが出て来ましたよ!
先勝 FIFA World Cup 2006

あれは俺のゴールだよな、、、
始まりましたね、ワールドカップ。
某大手広告代理店の今年の一押し商品ですが、自国開催の前回と比べると、今回は時差付きTV中継のみのイベント。
ベッカムが淡路島に来たり、アフリカの選手の飛行機が遅れたり、日本中を外国人がうようよしたり、といったお年寄りから子供たちまで楽しめる身近な話題が無いだけに、日本戦以外はサッカー好きだけのお祭りで終わってしまうんでしょうね。
そもそもワールドカップが盛り上がるなら、チャンピオンズリーグだってもっと盛り上がっていい訳ですけど(あと、ツールドフランスもね 笑)、オリンピックでさえ全国的な関心を呼べるのは、日本選手の活躍するゲームぐらいですからねぇ。
実際のゲームの方は、順当な滑り出しですね。ドイツは相変わらずザルのようなディフェンス陣を修正出来ないまま、でも攻撃側は元気なので、前回のようにトーナメントで運良く競合に当たらなかったり、ヨーロッパ選手権の時のように自国開催のメリットが生かせれば、いいところまで残れるかもしれません。イングランドはサイドからのクロスばっかりが目立っていましたねぇ。何処かの国のフォワードみたいに、決定力不足。ベンチで汗をたっぷりかいていたルーニー、見せ場は彼が復帰してからなんでしょうね。楽しみです。元気なのは今試合中のスウェーデン、イブラヒモビッチとラーションでガンガン攻めてます。(結局スタミナ切れて、引き分けちゃいましたね)
そして、これから登場する強豪国も、楽しみですねぇ。前回は散々な目に会ったスペイン、フランス、イタリア、ワールドカップに出る事さえ出来なかったオランダ、ヨーロッパでは今ひとつ調子の出ないブラジル、、、楽しみですねぇ。
そして、我が日本。サムライとか恥ずかしい(サムい)キャッチが退きますが、またみんな川に飛び込んだりしちゃうんでしょうねぇ。いいですねぇ。大騒ぎしましょうね、勝っても、負けてもね (^^)v
June 2, 2006
こんにゃくピープル

ダイエットの味方だな。。。
町のお豆腐屋さんは良く見かけますが、蒟蒻(コンニャク)屋さんというのもあります。
いろんな蒟蒻を売ってる訳ですね。白滝とか、・・・とか、(し、シラタキしか知らない、、、)
日本蒟蒻業組合とか、あるんでしょうね。まぁ、東京の下町の路地裏に迷い込んでみると、まだまだいろんな発見があります。面白いです。バブル期に地上げにあって、バブル崩壊で虫食い状態の空き地のまま放置されて、地価下落のおかげで都心回帰とかで最近やっとマンションが建ち始めて人が戻って来ていますけど、その日本の総人口も2100年には今の半分になってしまうとかで。地下も半値ですかねぇ。一人当たりの生活空間は単純に倍になるのでしょうか? いいですねぇ、ゆったりしてて。東大の競争率も半分になって、お受験熱も半分になって、子育て費用も半額になって、そのおかげで出生率も上昇するといいのかもしれませんが、でもねぇ、フランスとか、イタリアとか、イギリスの人口って、それぞれ5923万8千人、5753万人、5941万5千人ですよ。いいんじゃないですか、日本も半分で。その分、一人一人が今の倍幸せになれるならね。
え? ああ、コンニャクの話でしたね。
コンニャク屋さん、いろんなコンニャクを売ってるんでしょうねぇ。白滝とか、・・・とか、(し、シラタキしか知らない、、、)

