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July 28, 2006

ランディス、お前もか!?

ランディスが陽性反応、しかもあのステージ17の後の検査で...

本人は否定していますが、テストの結果が出ている事も事実...
ああ、なんて事でしょう ...orz

このあとサンプルBによる確認検査が行われ、そこでも陽性反応が出ると、、、ペレイロが繰り上げとなり、これだけの混乱の中でもなんとかスタートしたツールを、よりによってドーピングで勝ってしまったという事実が、大きな失望と怒りを、、、、、

ああ、嘘だと言ってほしい、本当に

投稿者 jinx : 9:37 AM | コメント (2) | *

July 12, 2006

で、誰が勝つのか・・・?

ランスだけではなく、昨年の総合成績上位5人がいなくなってしまった今年のツール。
今日から始まる山岳ステージを前に、残ったメンバーから誰が優勝するのかを占うと、、、

 
考え方はいろいろあると思うけど、私の場合はとても単純。
昨日時点での総合成績に、昨年のツール、山頂ゴールの各ステージのトップからのタイム差を足してみました。
ツールで総合成績に影響を与えるのは、つまり大きなタイム差がついてしまうのはTTと山岳です。特に個人TTと山頂ゴールのステージでは、分単位の差がついてしまいますね。ランスが言うように、近代ツールを勝つのは簡単、TTを速く走り、山岳を無難にこなせばいいわけです。ステージ優勝する必要はありません、大切なのは、TTと山岳で、大きなタイム差を付けられないこと。その自信があれば、ステージ優勝は誰かに譲って、人気者になるって手もあります (笑)。

さて、昨日までのタイム差は主に、Stage 7の個人TTの結果が大きく反映されていますね。今年のツールは最終日の前日、Stage 19でも56kmの個人TTがありますから、それも考慮してまず、昨日までのタイム差を二倍します。
で、昨年ツールの山頂ゴールだったStage 10, 14, 15のタイム差を、さっきの数字に足してみます、すると。

はい、残念ながら現在総合一位のゴンチャールの昨年のデータがないので、失格・・・ orz (この時点でこの予測はかなり怪しいということがおわかりいただけると思います 汗)
で、総合1位は、昨年ツールの山頂ゴール三ステージをタイム差12.79で走りきったフロイド・ランディス君になりましたぁ。ぱんぱかぱ〜〜ん、おめでとう。

はい、続いて二位は、ランディスとのタイム差+2.89の、ロットのカデル・エヴァンスです。
はい三位、+3.68でT-モバイル、クローデンだぁ。

で、どんどんいきます。四位、逃げの名人オスカル・ペレイロ、+6.06、ピレネーでも逃げてくれ!
五位、T-モバイル、マッツォレーニ、+6.21、ワールドカップ優勝に花を添えろ!
六位、モロー先生! +6.54
七位、ツベルディア、+6.86、エウスカルテルだ!
八位、やっと出て来たラスムッセン、+7.89、山岳ジャージはとれるのか!
九位、TTの遅れがいたいぞライプハイマー、+8.07
十位、うわぁ、こんな順位かよ ポポヴィッチ、+8.84

(あの、全員のデータを厳密に計算した訳ではないので、間違いはあると思います、念のため)

ちなみに、現在上位にいるT-モバイルのマイケル・ロジャース、シンケビッツ、カザール、ディスカバリーのサヴォルデッリ、ヒンカピーの昨年成績は、アシストをしていた影響でトップから10分以上のタイム差がついてしまったステージがあり、参考になりません。今の成績なら今年は逆にチームのサポートを得て走るでしょうから、ポポビッチを含め、この有力二チームの上位選手の動きは、楽しみですねぇ。
この2チーム、同じようなタイム差の選手を複数抱えていますから、チーム戦略的にも懐かしのケルメの二段アタックとか、いろいろと面白い作戦が見られるかもしれません。
特に今日のコースはこの記事の画像のように、左手のフランス側からピレネーに登って超級と、一級山岳を超えてまたフランスの平地に戻っていく、後半下り平坦勝負のレイアウト。下りの王者サヴォルデッリなんか、楽しみですねぇ。

現にディスカバリーの監督、ブリュイネルは昨日のインタビューでこんな事言ってますよ、
「いやぁ、タイム差いっぱいついちゃったよねぇ。もう挽回するにはアッタクしかないよ。レースに火ィつけて、僕らが支配するよ。ピレネー初日は、アタック合戦だろうねぇ。でもね、もしレースが山頂で決まらなかったら、面白い事になると思うよ。僕らも黙って見てないからねぇ、徹底的にやるよ」

ホントだろな、ブリュイネル!?
ということで、今日の山岳初日、楽しまさせてもらいましょう!
 

投稿者 jinx : 1:33 PM | コメント (3) | *

July 10, 2006

歓喜からの退場

そして彼のヒューズが飛び、全てが終わった、、、
 

マテラッツィが何を言ったのかは、どうでもいいこと。
ピッチの上ではありふれた、品のない挑発だったのだろう。
問題は、世界中に放映されたジダンのヘッドバッド。主審も線審もその瞬間を目撃していなかったとフランスの監督、レイモンド・ドメニクは試合後感情的にコメントしていたけど、ビデオは正直だった。

ベルリンのスタジアムでは、フランス・サポーターの感情を考慮して、その瞬間の映像を試合後会場のスクリーンでは流さないようにしていたとか。でも、メディアは決して忘れてくれない。

シラク大統領をはじめ、フランスではジダンに同情するコメントも目立つ。まぁ、今までの彼のキャリアを考えれば、それも当然。それに、フランス人なら、彼が”熱し易い”ことも、良く知っているしね。
ついこの間の韓国戦もそうだし、チャンピオンズリーグや、リーガの試合でもヘッドバッドやってたし、、、 (^^;
それを自らのキャリアの集大成、ワールドカップを懸けた引退試合、なんてフィーゴでさえ夢見ていたその最高の舞台で出してしまうあたり、それを含めてジダンという選手の栄光を私たちは理解するべきなんでしょうね。

完璧なシナリオ等無いという、スポーツの現実。
だから面白んだろうし、それに私たちは驚き、興奮するんでしょうね。

ただ残念なのは、スポーツの熱気が過ぎた後に残る、つまらないゴシップや感情。
ルーニーに対するクリスチャン・ロナウドや、多分今回はマテラッツィに対して。
何を言っても、言葉に言葉を重ねるだけのむなしい行為。
そんなゴタゴタに答えを出せるのは、ピッチの上でしかないんだろうけど、残念なのは、”彼”がもう戻ってこないという事実ですね。
 
さようならジダン、でも、あなたは最高の選手だよ。
 

投稿者 jinx : 2:00 PM | コメント (2) | *

July 6, 2006

450mの直線ゴール

まさに、あの方のためのレイアウト、、、

 
本日のツール・ド・マキュアン(笑)Stage 5、カーンのゴール地点です。
大きく北へカーブした後は、ゴールまでほぼ一直線。平坦です。真ん中あたりのロータリーを過ぎれば、ゴールまでは450m、遮るものの無い直線。車線も広そうですから、その気になればトレインの2つ3つ平行して走らせられます。

でもねぇ、このレイアウト見ただけで、今日の勝利が誰か、わかっちゃいますよねぇ。
今日のレース、ゴール前1kmだけ見ればいいかも。

さて、今日のポイントは、このカーンの街が面する大西洋からの”強風”だそうです。
最後のスプリントポイントを過ぎて175km地点あたりから、海からの横風を受けそうなレイアウトです。
ちょうど2年前のツールもこの辺りを通って、あのときはパリ=ルーベのパーヴェでマヨが中切れしちゃうし、そしてこの海からの横風でも集団が分裂しちゃって(中切れ起こさせようとCSCが猛烈に曳いた)、おまけにゴール前は登りになっていて、、、面白いレースでしたけど、きょうはフラット。

海岸で仕掛けが無ければ、またあの方の勝利でしょうか?
ちなみのこのゴールの先、北側には海があって、ゴール前は海からの向かい風になるようにレイアウトされているらしいです。関係、ありますかねぇ? やっぱり、Stage 3みたいに途中の坂で中切れでもしない限り、あのオヤジの勝利だろうなぁ。
そうすると、175km以降でクイックステップやクレディアグリコル、もしかしたらTモバイルあたりが曳きまくると、面白いでしょうねぇ。でも、そんな手、あの元気なオヤジには通用しないだろうなぁ。

ちなみにこの素晴らしい、ツールドフランスのコースと選手の位置がGoogle Earth上で(ほぼ)ライブ!で見れちゃう記事、を紹介された”じてんしゃでGO!”さんに、大感謝です (^^)v

これでツールが100万倍面白くなりますよ!

投稿者 jinx : 7:40 PM | コメント (2) | トラックバック | *

July 5, 2006

クレッシェンド! FIFA World Cup 2006

美しすぎる、、、
 

 
夢の実現。

攻撃的なイタリア、走るイタリア、、、
まるで今大会の総決算のような試合。
古典的な4-4-2システムのドイツに対し、イタリアはトーニのワントップ。
ヨーロッパを中心に、多くの国が採用したワントップこそ、2006ワールドカップの最先端のトレンドだ。
それを機能させるのは、伝統的に強い最終ラインを持っているイタリアだからこそ。
1対1でも負けない、確実にシュートコースを消し、スペースを埋め、身体を入れられる強いディフェンスラインがあって初めて、1トップと4バックの間に5人の美しい中盤を築くことができる。
同じくファンタスティックな能力を持つ、美しいサッカーが展開出来るブラジル、アルゼンチンと、このイタリアやポルトガル、フランスとの差は、このディフェンスラインの能力だ。

そして、イタリア・サッカーのメインディッシュ、ガットゥーゾ、トッティ、カモラネージ、ペロッタ、ピルロ。
この5人のクインテットが、強さの原点。
相手がボールを持っていれば素早く複数で追い込み、ボールを奪い、少ないステップで前線にボールを送る。
時にボランチ、時にフォワードの役割をこなしながら、試合の間中激しく動き回る。
彼らの運動量こそ、イタリア・サッカーのエンジン。

そのエンジンの回転を落とさない事、それが監督に課せられた最も大切な役割だろう。
運動量の落ちた部品は、フレッシュな選手と取り替える。決して守りに入らない。厳しい局面になればなるほど、攻撃的な選手を投入してエンジンの回転数を上げていく。
同点だったという事もあるが、守りに入らなかった選手交代も、イタリア勝利の秘訣かもしれない。
カモラネージに代えてイアキンタ、ペッロッタに代えてデルピエロ、トーニに代えてジラルディーノ、そのタイミングと言いなんと言い、痺れるような選手投入だ。アズーリのボルテージも一気に加速しただろう。

そして、セットプレーからペナルティーエリア手前でピルロがキープ、ノールックで右へスルー。上がっていたグロッソがダイレクトでシュート! 
グロッソはもちろんディフェンスラインの選手。でも、ペネルティエリア内でパスを受けたら、フォワードのパフォーマンスを見せなくてはならない。局面と位置によってロールを発揮するという、鍛えられた個人主義。
ジラルディーノとデルピエロの”ショー”は、もはやデザート。

組織のポジションに安住して、役割にこだわって、固執して、萎縮してしまうのではなく、局面と位置に合わせて個々人の持っている能力を最大限に発揮しようと言う、これが本当の組織サッカーであり、個人能力なんだろうと思う。
能力はポジションやタイトルが与えてくれるのではなく、ポジションに合わせて能力を発揮する事こそ、本当の組織サッカーなんだと言う事。これが、日本人の、日本社会の限界であり、ヨーロッパの強さなんだと思う。特に、ラテン・ヨーロッパ・サッカーの美しさは、こんなところに根ざしているのかもしれない。

中田もそれに気がついて、”トップ下”なんてポジションや、”司令塔”なんてタイトルにこだわらなければ(あぁ、悲しいくらい日本的だ!)、ローマのボランチとしてのロールを受け入れてれば、いまだにセリエAトップクラブの美しいクインテットの一員でいられたかもしれないのに、、、

紀元前に国家を形成し、現代と変わらない、いや時にそれ以上のレベルの政治、経済、文化、芸術、戦争、頽廃、宗教を体現し、早々とシステムを解散して個人中心の社会、つまり都市、市民、コミュニティ、技能制度、傭兵制度に支えられた個人市民が主役の緩やかでおおらかなソサエティを形成して来たイタリア。

イタリアから見れば田舎の、イングランド、ドイツ、オランダのサッカーに無い、ファンタスティックな魅力。システム化されていない、個人がのびのびと創造性を発揮出来る余地。それには高いモチベーションと技術、体力が必要であり、そのレベルの試合がなかなか見られないのも悩みなんだけど、それを見せてくれるのが、ワールドカップ。

そして今日も、私好みの組み合わせで準決勝のもう一つのカードが切られる。
フィーゴとクリスチャン・ロナウドのコンディションが心配だけど、サッカーのルネッサンスが起きている事だけは、確かかもしれない。

ヴィヴァ・アズーリ!!
 

投稿者 jinx : 12:50 PM | コメント (2) | *

July 4, 2006

片足スプリンター、TdF 2006 Stage 2


©: BBC Sports

惚れた、、、 (*^_^*)v


片足で自転車を漕ぐハスホフト、というか、Tour de France第二ステージのゴールスプリントを片足でやっているハスホフト (こんなスプリント、脚は一本で充分だぜ ...ウソ)

ゴール後、"斜行スプリンター"悪童マキュアンに怒りをぶつけるハスホフト、「うがぁんがらっっ♦ФЖЮЭ♦〒♥⁂ЧР♨☃№〓﹆⏅ɠ☂◑♫※♡♬☞⓰!!!!!」*
(* : 編集部注、文字化けではありません)

いやぁ、Stage 1ではマイヨジョーヌを着ながら(!)、腕を切られて出血しようと”流血スプリント”を決めたかと思えば、昨日はなんと”片足”ですよ。片足でマイヨジョーヌを獲得した男! もう、ファンになりました。昨年(一昨年?)は確かノルウエーチャンピオンジャージ着て重戦車とか呼ばれちゃって確かにスプリント重そうでしたけど、今年はリーダー不在のツール前半の完全な主役になりましたねぇ。

で、”片足”の原因を作った(またしても!?)進路妨害(?)の容疑者マキュアンのインタビュー
「ゴールの後、ソール(ハスホフト)と話したよ。ヤツと一緒にビデオを見たんだ。で、ヤツのフロント・ホイールがオレの左足にあたったのがわかった。スプリントが始まったとき、オレはオグレ兄のケツに乗ってたんだ。で、ヤツはツァベルのケツだ (編集部注:集団変態クラブではない、念のため)。で、オレはヤツら二人をブチ抜いた。オグレ兄はツァベルを左から刺そうとしてたんで、オレはもっと左に寄んなきゃならなかった。んで、100mぐらい手前で、なんかがオレの左足にあたったんだ。で、オレは右に戻ったね。そのなんかがハスホフトだったんだな、オレたちは今でもいい友達さ、問題ないね。」~cyclingnews.com

さて、右手に三針も縫う傷を負い、ドクターカーから痛み止めを貰いながら、片足でスプリントしてステージ三位に入ってマイヨジョーヌを奪還(!)したヒーロー!ハスホフトのコメント
「スプリントが出来るかどうか、今朝はわからなかった。でも、痛みは無かったし、僕は諦めていなかった。ロビー(マキュアン)を抜こうとした時、彼が少し左に寄ったんだ。で、彼の左足にあたってしまった。クラッシュしそうになったんで、ペダルから脚を外さなくてはならなかった。僕の目的は、一日でも長くマイヨジョーヌをキープすること。ボーネンもベルギー(Stage 3)ではそう思うだろうね。でも、僕はやるよ。」~BBC Sport

山岳ポイントもそうですが、マイヨジョーヌに絡んだボーナスタイム狙いの途中のスプリント賞争いは、面白いですねぇ。ハスホフトも途中のがんばりがあったから、片足スプリントでもなんとかマイヨを獲得出来た訳で、諦めない、というのは大切ですよねぇ。(しかし、しつこいですけど、あの、ゴール前での片足こぎこぎ、素晴らしかったです)

ちなみに、一日で(アメリカ人としては歴代4人目となる)マイヨをあっけなく失ったヒンカピーはマイヨを獲得したStage 2の後で、こんなことを言っています
「そりゃぁ1日でも長くジャージをキープしたいさ。でも、それはブリュイネル(注:監督)次第だね。明日、チームがレースをコントロールするかどうか、僕にはわからない(オグレディの”予想”のように、ディスカバリーはマイヨを獲得したのにコントロールする意思すら示しませんでしたね。でもこれは、選手の責任ではないんですね。)タイム差は充分じゃないし、ボーネンやハスホフトに勝てるスプリント力も無い。僕はTTと登りを中心にトレーニングして来たからね。でも、また別の日にチャンスは来ると思うよ。」~cyclingnews.com

ドイツからスタートしてベルギーを抜け、オランダにゴールする今日のStage 3。うんざりするほど細かいアップダウンがある途中には、3つのスプリントポイントと6つ(!)の山岳。
またまた楽しみな展開になりそうです (^^)v

投稿者 jinx : 11:54 AM | コメント (3) | トラックバック | *

July 3, 2006

混沌、Tour de France 2006


©: BBC Sports

”皮肉だったのは、リーダーを傷つけたのがグリーン・ジャージのスポンサーが配ったノベルティだった事かな。”(by Stuart O'Grady)

 
いよいよ始まったTdF 2006、
リーダー不在のプロトン、有力メンバー欠員の後遺症、今日のジャージを着るためだけの目先のポイント争い、機能しないトレイン、、、
やはり、何よりも大きいのは、帝王の不在という事でしょうか。
混沌と無秩序、逃げのグループさえも目的を失いただローティーションをしているだけ、、、
エチャバリアなんてもう捕まると思って体中にボトル満載していたし。(プロトンにいるアシストが後ろの方にいる第二チームカーまで戻ってボトル貰うより、逃げにいる間にすぐ側にいる第一チームカーから貰っておいた方が早いというトホホなチーム戦略、、、泣)

以下、あのスプリントの現場にいたオグレディの日記 (^^)/から、、、

「めちゃくちゃなスプリントだったね。ゴール前350メートルの地点で、ボーネンの前にはもう誰もいなくなってしまった。で、彼はそこからスプリントする事をやめて、彼の後ろにいた何人かは彼と壁(バリア)の間の隙間に行くしか無かった。そこで、ハスホフトは何かにぶつかったんだ。」

「僕らはバリアのすぐ側でスプリントする事についてまじめに考えなくてはいけない。そこにいる人たちは、その場所で僕たちが来る事を一日中待っているんだ。で、スポンサーから色んなものを貰う。でっかい手とか、風船のついたスティックとか。で、彼らはそれを振り回す、なぜって、そのために彼らはそこにいるんだからね。」

「明日(日本時間今日、7/3)も大変な日だろうね。ディスカバリーはイエロージャージを守ろうとしないだろうね。ジョージは一日中それが着れてハッピーだろうけど、まぁ、また後で取り返せばいいや、ぐらいにしか考えていないだろうね。だから、明日レースをコントロールしようとするのは、ロットかクイックステップ、そしてクレディアグリコルだね」

リーダーたちを失ったツール、落ち着きを取り戻すまでの間、つまり真の王者がレースを支配するまでの間(それは数ステージ後の事なのか、それとも、数年後の事なのか、今は誰にもわからない、、、)、この混沌、無秩序は続くのかもしれません。

私たちに出来る事は、、、それを、楽しむ事でしょうか (^^;


志穂さんのblog "shiho.be!"によると、あの"PMUの手"は、ゴール前2キロ以内では配られなくなったとか。)

 

投稿者 jinx : 12:51 PM | コメント (2) | トラックバック | *

July 1, 2006

夏の終わり?

サッカーの光、自転車の影、、、

 
始まる前から終わってしまう季節なんて、あるだろうか、、、
無い。

ワールドカップに夢中になっている間に、プロ・ロードレース界は大変な事になっていましたね。
サッカーの祭典の影で、あえてドイツからスタートをするというその前の日に、ウルリッヒが、バッソが、ヴィノクロフが、マンセボーが、プロトンから去っていきます。冗談にもならないようなこんな話が、まさか現実におこってしまうなんて。

サインツ監督の逮捕、エラスの解雇とヴエルタのタイトル剥奪から始まった今回のスキャンダル、旧オンセとケルメ(両方とも私の大好きなチームです 泣)内のスキャンダル? と思っていたら、その顧客ネットワークはかなりの広がりを持っている疑いが、、、今回のケース、EPO等の検査でバレやすい薬物ドーピングでなく、自分の血液を冷凍保存しておいてレース前にビタミン等運動に必要な酵素を補填して体内に戻すという、まぁ効果抜群検査にかかりにくいという内容だけに、事によったら多くの有名選手を失う事になるのかもしれません。

すでにマンセボーはプレスに引退を匂わす発言をしているし、ジロのタイトルがどうなるのかも微妙なバッソも、CSCそのものがチームぐるみの関与を疑わせる証言(某レースの宿舎にしていたホテルの関係者が大量のプラスチックパックと注射針を見たとかどうとか)が出て来たりとか、、、まもなくスタートするツールから、ポスト・ランス争いをする主役たちがいなくなってしまっただけでもがっかりなのに、事件の広がり次第では、さらに大変な事になってしまうのかもしれません。

とはいえ、ツールは今日間違いなくスタートする訳で、どんな事があっても、このイベントだけは、いつもの「夏」のように、多くの驚きと興奮、感動を残して、無事シャンゼリゼにゴールをしてほしいと思います。

さて、失格選手の補充が許されない歯抜け状態のスタートリストの中から、いっそう難しくなった優勝争いを占うと、、、

欠員無しのディスカバリー、でもチームは”ランス”という大きな”欠員”を抱えてのスタートですよね。その後継者が誰になるのか、ポポビッチか、ヒンカピーか、それともジロのリベンジ、サヴォルデッリか、、、でも、私はオンセ(?)のアセベドに、今回出られないヤクシェやビシオソ(ツール・ド・スイス、がんばってましたねぇ、チームがあんなのに、涙が出ました)の分までがんばってもらいたいなぁと思います。

CSC、(最後までいられるんでしょうか、、、汗)、ここはステージ優勝狙えるタレントぞろいですが、総合力ではサストレでしょうか? フォイクともTTのタイム次第では面白いでしょうねぇ。

Tモバイルはやっぱりクレーデン? でも、マイケル・ロジャースも山岳を無難にこなせば面白いでしょうねぇ。

さて、その他のチームを見ると、フォナックのランディス、ランプレのクネゴ、ケスデパーニュのバルベルデ、エウスカルテルのマヨ、サウニエルデュバルのシモーニ、リクイガスのディルーカ、、、なんだか、ジロの優勝争いを予想しているみたいですねぇ。ランス、ウルリッヒ、バッソのいないツール、逆にみんなにチャンスのあるツールという事で、これはこれで、レースとして面白い展開になるかもしれませんね。

なにはともあれ、今年もまた「夏」が始まりますよ!
(^^)v

投稿者 jinx : 9:07 PM | コメント (2) | トラックバック | *