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October 10, 2006

千葉自転車生活 ツール・ド・ちば 一日目

停滞していた秋雨前線に大型の低気圧が発生しておまけに台風が同時に二つも直撃しそうな踏んだり蹴ったりの千葉県に出された天気予報は「年間降水量の約半分の雨がこの週末にまとめて降るでしょう(笑)」な〜んて状況で私の"ツール・ド・ちば 2006"は幕を開けたのでした。

 
まぁ、この三連休の奇跡のような”日本晴れ”を楽しまれた皆様には、この突然のインディアン・サマーが私の日頃の善幸の賜物である事を多いに感謝いただくとして(笑)、クルマのトランクに自転車を放り込んだ私はアクアラインを快走して怒濤の波がうねる金田海岸に上陸、重たい雲が立ちこめた空からの突風に今にも吹き飛ばされそうな”かずさアカデミアパーク”のスタート・ゲートに、転がり込んだのでした。

千葉県知事ご臨席のもと華々しく開催された開会式、「日本全国からお集りの”サイクリング愛好家”」のコメントを頂戴した私は、自分のアイデンティティを再確認する余裕も無いまま白バイ警官の先導のもと、千葉県一周3,000km(え? 300キロ?)のグランツールに出発したのでした。

さてこのイベント、”誰でも参加出来るサイクリング・イベント”ということで、先導員のリードのもと、参加者は40名くらいの小集団に分かれて、交通法規を守りながら走る事になっています。先導の方は「指導員」と書かれたゼッケンをつけられた、競輪選手(プロですよ、プロ!)、有名レーシング・クラブの方等々、まぁ、日頃我々素人”サイクリング愛好家”とは一緒に走っていただける機会など滅多に無い、凄い方々です。

今回が第一回目のこのイベント、一番感心したのはこの組織的な動員力です。「ちば」を冠に掲げる以上、県としては最大限のサポートをする、そんな意気込みがあちこちに感じられたイベントでした。交差点やカーブ、トンネル、路面の悪いところなど、危険箇所やポイントには警察官や係の方が立哨されていましたし、通過する町や市の役場や公民館、警察署などではご関係の皆様から暖かいご声援を頂戴しましたし、いくつかの交差点では、自転車の集団が近づくと警察官が交通規制をして我々を先に通過(!)させてくれました。公道で自動車よりも自転車が優先されたなんて、初めてじゃないでしょうか!? ありがとうございます!
でも、何よりも感動したのは、沿道の一般の方の歓迎ですねぇ。自宅の前、店先、バス停、農作業中、とにかく我々が通過すると、皆さん沿道に出て来て手を振った頂いたり、声援を頂いたり、、、ありがとうございます、私たちは遊んでいるだけなんですけど、こんなに歓迎していただいていいんでしょうか? でもねぇ、これはちょっと凄い体験ですよ、自転車で走っているだけで声援していただけるんですから。これだけでもう、このイベントに出る価値があります。本当に来てよかったなぁと思いましたねぇ。

さて、私たちの集団は、そんな沿道の声援を受けながら房総半島中央部の丘陵地帯を淡々と進みます。心配された天気も今は曇り、雨は無し、むしろひんやりと涼しく、自転車に乗るには快適な陽気です。で、ここで私は”知り合い”の顔を見つけました。さっきから何度も後ろを振り返っているライダーの顔に、見覚えがあるんですねぇ。でも、誰だか想い出せない。想い出せないまま、私たちの集団は進みます。声をかけるべきか、かけないべきか。誰だったかなぁ?
!!
あ〜〜、わかりました、彼のジャージ、数字が書いてあるんですねぇ、それも変な数字、「634」、あ〜、「ムサシ」ですよ、ツール・ド・ムサシのサイスポ編集長ですねぇ。それなら見覚えのある顔ですけど、あっちは私の顔、ぜんぜん知りませんねぇ。「あ〜、jinxさん」なんて事にはならないワケです。声かけなくてよかったですねぇ。
きっとさっきの坂で遅れたムサシ画伯が追いついてこないか、心配してるんですね。優しいですねぇ。

私たちはいちおう集団走行なんですが、坂や、信号や、平地でちぎれる方がいらっしゃいます。で、集団として中切れを起こさないよう前に上がっていくうちに、いつの間にかまわりはローディだけになっています。途中お寺で一回目の休憩をして、またグループ別に再スタート、なんとなくローディだけの集団になって、ペースも上がります。交通量の少ない快適な県道を30km/h超のペースで巡航します。ちょうど気持ちのいいスピードですねぇ。この頃には日射しも出て来て、でも涼しくて、最高のサイクリング日和です。
緑が濃くなって来て、農村の風景を楽しみながら快走していると、目の前の森にいい感じの坂の登り口が見えます。前の集団からちぎれた女性ライダーが、ダンシングしています。こちらの追走集団も一気に加速して、上り口に殺到します。

ここで集団がブレーク。中切れがあちこちで発生して、前から落ちてくるライダーと、それと後続からの追い上げが交錯します。私も中切れ小集団の中でどうしようか躊躇いながら行儀よく順番を守っていたら、脚のあるライダーががんがん上っていきます。私もまだアウターにかかっていたので、ギアを落とさずにダンシングで追いかけます。
森の中の涼しい、いい感じの坂です。後で聞いたら、「鼠坂」という、地元のライダーには有名な坂なんだそうです。ちょっと北のクラシック、これが石畳だったらフランドルなんかに出て来そうな雰囲気の坂ですね。(まぁ、斜度は全然違うと思いますが)
今日はそんなに長距離の坂は無いと聞いていたので、坂の先がカーブしていてピークが見えないのが気になりましたけど、そのままアウターで踏んでいきます。
コーナーまで来て、その先にすぐ頂上が見えるかと思ったら、また坂が続いてその先もカーブしてるじゃないですか! ちょっと長くない、この坂?
でもここまで来たら行くしかないので、そのまま踏んでやっとピーク、私を抜いていったライダーたちが、50mぐらい先で小集団を作っています。先導の指導員が曳いているようです。とりあえずそこに追いつきましょう。
でも、ここからが向かい風。単独走行で、おまけに疲れるアップダウンのあるコースなので、その差がなかなか縮まりません。今日のこの後は確か平坦らしいので、すこし脚を使いましょうか。向かい風の中、ギアを少しかけてスピードを上げます。その集団もペースが早いのか、そこから千切れるライダーもいます。私はと言えば向かい風の中重いギアを高回転で回しながら、集団を追走しています。”必死”に見えたでしょうねぇ。一日目で一番きつい数分間でした。

で、なんとか追いついて、集団最後尾で楽をさせてもらおうと思ったら、”赤信号”ですよ。交通法規を守るサイクリング大会です。高速集団も、赤信号では止まります。ここで、ばらばらと追走のライダーたちも追いついて来て、再び大集団に。よかったですねぇ v(^^;

またその先で新興住宅地のだらだら坂に遭遇、ここは集団もアウターローをくるくる回しながらのんびり上ります。坂を上がって少し行くと、今日の昼食大休止地点の公園に到着です。おつかれさまでした。

(この連載は当分続きます、たぶん・・・ 笑)


”ツール・ド・ちば”を記事にされていた、
62歳からのセンチュリーライド様、
時間よとまれ!様、
タカの写真館
にTBさせていただきました。

Posted by jinx at October 10, 2006 10:00 PM | 自転車で遊ぶ | *



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南房総をぐるっと1周する「ツール・ド・ちば」に参加してきました。 「ツール・ド・ちば」は今回が第1回目。初めての開催となる大会です。 [続きを読む]

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コメント

トラックバックありがとうございます♪私は、1日目に撮影に行ったのですが(会社が東金なもんで…)、3日目は、私の友達が撮りに行きました。その子のブログにも写真アップしてあるので、見てやって下さいm(__)m http://naos88.tuna.be/

投稿者 タカの写真館 : October 10, 2006 11:28 PM

タカさん、
コメントありがとうございます。
初日の、白子ゴールの模様をアップされていますね。私も、写されていたかもしれませんね (笑)

投稿者 jinx : October 11, 2006 9:33 AM